2/1/2003
(1) 純水・氷の採取
生化学準備室(1)には、純水製造器(ミリポア、Elix-10)、超純水製造器(Milli-Q Academic)、製氷機(ホシザキ)があります。これらの設備から純水または氷の採取だけをされるときには特に事前の手続きは必要ありませんが、必ず使用記録をつけてください。またその場合でも、生化学準備室をはじめて使われる方は事前に管理者から部屋の使用法についてインストラクションを受けてください。
(2) その他の操作
溶液の調製、蛋白の精製など、(1)以外の操作をされる場合は基本的にリング棟生物試料準備室(Dゾーン)を使ってください。医学研究棟の生化学準備室がお使い頂けるのは、次のケースに限ります。
(a) リング棟生物試料準備室にない設備を使う必要があるとき、またはリング棟生物試料準備室の設備では能力が不足するとき。
(b) 医学研究棟の生化学準備室のほうが地理的にビームラインに近いとき、または医学研究・実験棟の他の施設との関連において使用するとき。
(c) 特に医学研究棟の生化学準備室を使うように財団職員から指示があったとき。
(d) その他、管理者が必要と認めたとき。
何れの場合も、事前に管理者に使用申請フォームを提出し、管理者と十分に打ち合わせをしてください。また使用の許可された設備だけを使用してください。使用後は必ず使用記録をつけてください。
(3)生化学準備室の主な設備
中央実験台 (オリエンタル技研)
純水製造器 (ミリポア、Elix-10、Milli-Q Academic)
製氷機 (ホシザキ)
pHメーター (ORION)
電子天秤 (SARTORIUS、3台)
2波長分光光度計 (日立)
蛍光分光光度計 (日立)
ドラフトチャンバー (オリエンタル技研)
FPLC(Amersham-Pharmacia)、
HPLC(Waters)
遠心機
卓上 (SIGMA)
床置 (日立)
超遠心機(日立)
遠心エバポレーター (EYELA)
凍結乾燥機 (EYELA)
その他、電気泳動関連など。
操作内容により、部屋に備え付けのディスポ容器や一般試薬をお使い頂ける場合があります。管理者とご相談下さい。
管理者 岩本裕之(PHS:3884)
生理実験室には、解剖顕微鏡、倒立顕微鏡、刺激装置等の設備があります。光学顕微鏡用のミクロトームやオーブンなど,薄切片の作成に必要な設備もあります。実験遂行上必要な場合はこれらの設備も使用可能です。これらの設備を利用を希望されるときは、管理者にご相談下さい。
また、BL40XUに備え付けのものと同一のNd-YAGレーザー(Continuum)もあります。ビームライン実験の予備実験をする必要があるときにお使い頂けます。利用にあたっては事前に使用希望届(様式任意)と、所属機関においてクラスIVレーザー作業従事者として登録され、必要な健康診断を受けていることの証明書の提出が必要です。使用は必ず財団職員の立会いのもとで行ってください。また同レーザーには安全確保のためのインターロックシステムがあり、これに変更を及ぼすような使い方はできません。
管理者 岩本裕之(PHS:3884)、八木直人(PHS:3852)