原子分解能ホログラフィー研究会、顕微ナノ材料科学研究会、
表面界面・薄膜ナノ構造研究会、理論研究会
新学術領域研究・SPRUC主催
第一回「3D活性サイト科学」公開ワークショップ



日時: 2014年11月21~22日
会場: 新大阪 CIVI研修センター 新大阪東 6階 E605会議室
目的:
原子分解能ホログラフィー研究会と顕微ナノ材料科学研究会・表面界面・薄膜ナノ構造研究会・理論研究会および新学術領域研究「3D活性サイト科学」と共催で公開ワークショップ行います。 原子分解能ホログラフィー研究会ではSPring-8の放射光を用いたドーパント、表面・界面、ナノ構造体などの活性サイトの原子周りの3D原子配列イメージング技術の開発と展開研究を進めており、無機からバイオまでの幅広い材料・物質に対し、それらの機能を理論的アプローチも活用して解明することを目指しています。本ワークショップでは、基盤イメージング技術の紹介とその活用に関する議論を四研究会の交流を通じて展開します。また、SPring-8、J-PARC、京などの大型施設の相互利用を志向した領域内外の方との討論を目的としています。

プログラム
===11/21===
13:00 大門 寛
(奈良先端科学技術大学院大学)
領域の紹介と光電子・蛍光X線ホログラフィーの現状と将来
13:40 郷原 一寿(北海道大学) 電子回折イメージングの展開
14:00 若林 裕助(大阪大学) CTR散乱による有機半導体表面構造解析
14:20 小野 倫也(筑波大学) 計算科学手法によるデバイス界面の機能予測とデザイン
15:00 休憩
15:20 赤木 和人(東北大学) 原子分解能ホログラフィー法の像再生理論とその周辺
15:40 小林 伸彦(筑波大学) 有機半導体の伝導理論
16:00 三木 一司 (物材機構) ビスマス原子細線の3Dイメージング:Si(001)表面構造から Si 結晶中ドーパント源としての埋め込み構造まで
16:20 佐々木 裕次(東京大学)
16:40 満留 敬人 (大阪大学) 担体と金属ナノ粒子の界面で起こる協奏的触媒作用
17:00 休憩
17:15 ポスター(〜18:45)
18:45 懇親会〜表彰式
===11/22===
9:00 木下 豊彦(JASRI) 3D活性サイト科学研究とSPring-8
9:40 新井 正敏(J-PARC) HIGH INTENSITY NEUTRON SCATTERING AND MATERIALS SCIENCE
10:20 休憩
10:40 平山 博之(東京工業大学) 埋もれた界面のイメージング:Ag薄膜/Si(111)界面と薄膜表面のリップル構造
11:00 筒井 一生(東京工業大学) デバイス材料における活性不純物と3Dイメージング
11:20 寺井 智之 (阪大) ナノドメイン構造を示すTi-Ni-Fe形状記憶合金の局所構造解析
11:40 総合討論 四研究会共同研究成果の展開に向けて
12:00 昼食
13:30 SPring-8課題申請についての会議