高圧物質科学研究会, 地球惑星科学研究会 合同研究会

日程: 2021年9月24日 9:30 - 16:50
会場: オンライン開催
主催: SPRUC高圧物質科学研究会, SPRUC地球惑星科学研究会
参加申込: 参加登録はこちら参加登録 申込締切 9月20日(月)
趣旨: 高圧物質科学研究会・地球惑星科学科学研究会に所属する会員の最新の研究成果の発表と将来に向けた技術開発、ビームライン報告などを行う。例年,高圧物質科学研究会と地球惑星科学研究会は合同で研究会を開催しており,高圧科学の将来展開を議論してきた。今年度もこの活動を継続する.今回は次期光源を見据えたさらに具体的な将来展開のため,プレス装置での実験で使用されている白色X線を使った研究をテーマにしたセッションとBL10XUでのダイヤモンドアンビルセルを利用した先端利用研究に関するセッションで構成されるプログラムを企画した.白色X線のセッションでは高圧分野以外での利用について外部の研究会からも講演を行っていただき,白色X線利用の今後に関してのそれぞれの分野での課題等の共有を図るとともに、今後の研究展開に関しての議論を行う。

プログラム

午前の部
白色利用に関するセッション
9:30-9:45 「BL04B1における白色利用実験の概要」 肥後祐司 (JASRI)
9:45-10:05 「白色X線イメージングを活用した液体の高圧高温下その場観察実験」 河野義生 (愛媛大GRC)
10:05-10:15 「BL14B1における白色利用研究」 齋藤寛之(QST)
10:15-10:30 「BL28B2における分散型XAS(DXAS)について」 加藤和男(JASRI)
休憩
10:40-10:55 「汎用白色X線ビームラインBL28B2の紹介」 梶原堅太郎(JASRI)
10:55-11:10 「白色X線を用いた高エネルギーX線マイクロCTの現状」 星野真人(JASRI)
11:10-11:30 「白色X線マイクロビームによる金属材料内局所変形解析」 宮澤知孝(東工大物質理工)
11:30-12:00 総合討論
午後の部
13:30-13:50 BL04B1施設報告 肥後祐司 (JASRI)
13:50-14:10 BL10XU施設報告 平尾直久 (JASRI)
14:10-14:30 討論
BL10XU利用に関するセッション
14:30-14:55 「BL10XUパートナーユーザーの成果」 太田健二(東工大理)
休憩
15:05-15:30 「水素誘起超伝導実験の現状」 中本有紀(阪大極限セ)
15:30-15:55 「2段式ダイヤモンドアンビルセルを用いた高圧発生」 境毅(愛媛大GRC)
15:55-16:20 「高速X線回折測定を用いた小天体衝突過程再現実験の試み」 新名良介(明治大理工)
16:20-16:50 総合討論

*お問い合わせ先*

石松 直樹(高圧物質科学研究会 連絡担当) e-mail:ishimatsunaoki (at) hiroshima-u.ac.jp

太田 健二(地球惑星科学研究会 連絡担当) e-mail:k-ohta (at) geo.titech.ac.jp