SPRUC 3研究会合同研究会
SPring-8-UにおけるソフトマターBLと産学連携の枠組み -産学連携の現状と今後-
日 程: 2024年3月29日 9:00 - 17:45
会 場: 航空会館ビジネスフォーラム
主 催: SPRUC、SPRUC小角散乱研究会、SPRUC高分子構造科学研究会、SPRUC放射光・中性子連携利用研究会、
フロンティアソフトマター開発専用BL産学連合体、量子ビーム分析アライアンス
参加定員: 120名
参加費: 無料
参加登録: こちらからお申し込み下さい *定員になり次第募集を締め切ります。
趣 旨: SPring-8は日本の学術成果の1%を創出する最先端の研究施設である。学術成果のさらなる成果拡大のため、今SPring-8-Uへの大改装を控えている。一方、産業利用についても順調に成果が積みあがっている。企業の専用BLも建設され、SPring-8での成果を企業価値に結び付けている企業もある。ただ大部分の企業は、個々の利用成果をさらにレベルアップしていくことに困難さを感じている。理由の一つは、自社単独での利用では利用技術、スキルを向上させることに限界があるからである。そこで産業界が業種ごとに連携し、学術界、施設の支援を受けながら、より価値の高い産業利用成果を挙げるための産学施設連携コンソーシアムがいくつか結成されている。SPring-8がSPring-8-Uに生まれ変わろうとしている今、産学施設連携コンソーシアムの形も変化することが求められている。
そこで、これまでのコンソーシアム活動を振り返り、SPring-8-Uにおける新しい産学施設連携の枠組みを考える場を設けたい。
時 間 講 演 発表者
09:00-09:05 あいさつ 小角散乱研究会:
代表 竹中 幹人(京都大)
09:05-09:10 ご来賓あいさつ 文部科学省 研究環境課 
稲田 剛毅 課長
- 【特別講演T】座長:竹中 幹人 -
09:10-10:00 溶液中のナノ粒子の小角散乱を用いた構造解析 櫻井 和朗
(北九州市立大学)
10:00-10:30 量子ビームを活用した表面制御への挑戦 製品の先にあるもの 伊藤 恵利(メニコン)
10:30-11:00 ソフトマター構造評価のための小角散乱BLの現在と未来 増永 啓康(JASRI)
- 【量子ビーム施設をプラットフォームにした産学連携組織体の現状と今後】 座長:宮 司 -
11:00-11:30 フロンティアソフトマター開発専用BL産学連合体の現状と今後 FSBL運営委員長:
秋葉 勇(北九州市立大学)
11:30−12:00 量子ビーム分析アライアンスの現状と今後性 QBAA代表:
竹中 幹人(京都大学)
12:00-13:15 休憩 -
【特別講演U】 座長:秋葉 勇 -
13:15−13:45 蓄電池専用ビームラインの戦略的運用に向けて 福田 勝利(京都大学)
13:45−14:15 SPring-8-U計画の概要と新たな利用のスキームについて 矢橋 牧名(理研)
14:15−14:45 産学連携の新しい枠組み(仮) 調整中(理研)
【FSBLの産学連携の成果】 座長:山本 勝宏 -
15:00−15:25 タイヤゴム材料の破壊現象の観察 間下 亮(住友ゴム工業)
15:25-15:50 X線光子相関分光法による高分子材料の非平衡ダイナミクス評価 星野 大樹(東北大学)
- 【QBAAの産学連携の成果】 座長:調整中 -
15:50−16:15 CERIにおける量子ビーム分析アライアンスの活用と成果 澤田 諭(CERI)
16:15−16:40 親水・疎水性ランダム共重合体薄膜の構造解析 山本 勝宏(名古屋工業大学)
【パネルディスカッション】
-SPring-8-Uをプラットフォームにした産学連携の今後のあるべき姿-
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16:40-17:40 司会:放射光・中性子連携利用研究会代表 宮 司 /(京大)
パネラー:竹中 幹人(京都大学)、秋葉 勇(北九州大)、岸本 浩通(住友ゴム)、小池 淳一郎(DIC)、大野 正司(日産化学)
山本 勝宏(名工大)、矢橋 牧名(理研)、福田 勝利(京大)、未定(理研)、稲田 剛毅(文科省)
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17:40-17:45 終わりのあいさつ  高分子構造科学研究会:
代表 秋葉 勇(北九州大)

*お問い合わせ先*

宮 司 e-mail:miyazaki.tsukasa.3t(at)kyoto-u.ac.jp