ソフト界面科学研究会

日 程: 2022年3月29日(火) 13:30-16:30
会 場: オンライン開催(Zoom)
申 込: こちらの [Google form] から参加登録をお願いします。Zoomミーティングの案内を送ります。(参加登録随時)
主 催: SPRUC ソフト界面科学研究会
概 要: SPring-8ユーザ協同体(SPRUC)のソフト界面科学研究会は、SPring-8の高輝度放射光を利用したX線反射・回折・吸収などの多彩な手法を駆使し、ソフト界面(液/液、気/液界面)とそこに形成されるソフトな分子薄膜の構造や挙動を研究対象としています。あるがままの時空間で計測・解析するための基盤技術を構築するとともに、研究者間の情報交換や討論などを通じてソフトな界面が関与する系の先端学問を創造することを目指しています。
BL37XUの溶液界面X線反射率計は、当研究会の要望により設立され、これまでオリジナリティの高い研究成果を多数輩出しています。今回は生命科学分野に焦点を当て、当手法を使って明らかにしたタンパク質の変性メカニズムに関する研究成果と食品科学への応用の可能性についてオンラインで研究会を開催します。昨年の研究会では、新規ユーザーが利用するにはハードルが高いという声がありましたので、これから利用しようというユーザーにフォーカスしたいと思います。ご参集いただけますと幸いです。
https://www.phys.kindai.ac.jp/laboratory/yano/page1/SoftInterface2021poster.pdf
《 プログラム 》
1. 活動報告 (20分)
(1) SPring-8秋の学校 矢野 陽子(近畿大学)
(2) Pacifichem 2021 西 直哉(京都大学)
2. 最近の研究から (講演45分、質疑15分)
(1) X線反射率法をもちいたタンパク質の変性メカニズムの研究 矢野 陽子(近畿大学)
(2) 乳化・泡沫系食品におけるソフト界面の特性 −X線解析手法活用の可能性− 石井 統也(香川大学)
3. 討論 (30分) 谷田 肇(JAEA)
(1) SPRUC 第4回 BLsアップグレード検討ワークショップ
(2) 動向調査(要望など)

*お問い合わせ先*

矢野陽子(近畿大学) yano (at) phys.kindai.ac.jp