理論研究会「計算科学の新展開:TNスキームと量子・古典融合」

日時:2026年3月30日(月)10:00〜19:00
開催形式:現地開催
会場:APイノゲート大阪 11F A/Cルーム
概要:テンソルネットワーク(TN)は、近年その応用が急速に進展しており、素粒子物理、物性物理、量子化学、機械学習、量子計算など、多岐にわたる分野で応用研究が活発に展開されています。本ワークショップは、これら異なる分野の研究者が集い、TNをはじめとする多体系解析に関わる多様な計算手法を通じて、交流と協力を促進することを目的としています。特に、近年の量子技術の進化に伴い、TN法、モンテカルロ法、厳密対角化法といった古典的手法のヒューリスティクスを統合するアプローチの重要性も増しています。本ワークショップでは、多体系の数値的解法に関する基礎理論から応用研究まで幅広いトピックを取り上げ、異分野間の架橋を図り、新たな研究テーマやコラボレーションの創出を目指します。また特定放射光施設等の大型研究施設との連携について議論します。

プログラム

10:00-10:30 はじめに
上田 宏(阪大量子情報・量子生命研究センター)
10:30-10:45 Variational Isometrization of Loop-Gas Tensor Networks for the Kitaev Honeycomb Model
姜 治宇(阪大量子情報・量子生命研究センター)
10:45-11:15 QSCI法の高精度化・効率化の取り組みと国産量子コンピュータの活用
吉田 悠一郎(阪大量子情報・量子生命研究センター)
11:15-11:45 阪大量子コンピュータの現状
根来 誠・宮地 孝輔(阪大量子情報・量子生命研究センター)
11:45-13:15 昼食
13:15-13:45 TNMCの効率的サンプリング形式
諏訪 秀麿(東大理)
13:45-14:00 テンソルネットワークモンテカルロ法のユニタリ発展への適用
後藤 慎平(東大理)
14:00-14:30 量子HPC連携システムを使った量子多体シミュレーション
白川 知功(理研R-CCS)
14:30-15:00 イオントラップ量子コンピュータを用いた量子スピン鎖の散逸的基底状態準備
関 和弘(理研)
15:00-15:30 休憩
15:30-15:55 DMRG with Clifford circuits augmented MPS
松本 祥(大阪公立大)
15:55-16:15 CNOT gates and Kramers-Wannier duality
奥西 巧一(大阪公立大)
16:15-16:30 双極面を流れる電流による磁場と応力
西野 友年(神戸大学)
16:30-16:45 イジング極限近傍の異方的三角格子ハイゼンベルグ模型の数値解析
遠山 貴巳(東京理科大学)
16:45-17:00 総合討論
17:00-19:00 懇談会