SPring-8

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SPring-8次期計画

SPring-8 Upgrade Plan Preliminary Report 発行に寄せて

石川所長

 SPring-8次期計画に向けての検討状況を "SPring-8 Upgrade Plan Preliminary Report" としてご報告いたします。
 SPring-8は1997年の共用開始以来、13万人を超える科学者、技術者の皆様にご利用いただきました。この間、広範な科学技術分野において多数の成果が輩出され、また産業界からの要請に応えてきました。これによって、我が国の国際競争力の維持に些かの貢献をしてきたのではないかと自負しておりますが、さらに長期にわたって競争力を維持発展させるためには、施設の能力向上に向けた検討が必要だと考え、次期計画の検討を開始いたしました。
 昨年6月には、同じSPring-8キャンパス内に建設されたX線自由電子レーザー施設SACLAが世界最短波長でのレーザー発振に成功いたしました。SACLAからのX線を使い始めてみますと、SPring-8のX線とは様相を異にするものであり、両者を使い分け、使いこなしてはじめて顕れる新しいサイエンスの輪郭が浮かんでまいります。
 現時点では、第3世代大型蓄積リングとX線自由電子レーザーが隣接した施設として活用できるのは、世界で播磨ただ一つですが、今後はこの組み合わせが標準的なものとなっていく潮流が感じられます。その上で、将来的に2つの光源利用のベストミキシングを目指す場合に、SPring-8はどのように変えていくべきかという観点での次期計画検討の現状をご報告することといたしましいた。
 皆様からの、本レポートに関するご批判、ご意見を歓迎いたします。いただいたご批判、ご意見は、次期計画策定に反映させてまいります。今後とも、ご指導ならびにご支援をいただけますことを期待しております。

理化学研究所 播磨研究所
所長 石川 哲也
石川所長署名


Information

・2012.01.6   Preliminary Reportを公開しました。
・2012.01.6   SPring-8次期計画に関する発表リストを公開しました。



ご意見はこちらまで
sp8-2-office@spring8.or.jp
SPring-8次期計画ワーキンググループ事務局