大型放射光施設 SPring-8

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はじめに

SPring-8航空写真平成23年9月撮影

放射光は、物質の解析、分析などの画期的な手段として、材料科学、地球科学、生命科学、環境科学及び医学利用など様々な分野で、学術研究・産業応用に広く利用され、今後も更なる発展が期待されています。

SPring-8は、世界最高性能の放射光を発生することができる大型の研究施設で、平成3年から日本原子力研究所 (現 独立行政法人日本原子力研究開発機構) 理化学研究所が共同で建設を開始し、約6年の歳月をかけて完成しました。平成9年3月に放射光の発生を確認し、平成9年10月から広く開かれた共同利用施設として供用が開始されました。多くの利用者がここに集まり、21世紀を担う最先端の研究が進められています。
なお、日本原子力研究所が建設した施設については、日本原子力研究所の組織改編に伴い、平成17年10月から理化学研究所に移管されました。

SPring-8って何?

SPring-8は科学の光ともいえる「放射光」を利用して、科学の研究や技術の開発を行う施設で、その性能は世界一です。民間企業・大学・官公庁など国内外の諸機関が様々な研究開発に利用しています。

Super Photon ring-8 GeV

SPring-8は「大型放射光施設」の愛称で、英語の Super Photon ring-8 GeV (スーパー・フォトン・リング・8ジェブ) に由来しています。
Super = 超 (超高性能の)
Photon = 光子 (光の粒)
ring = 蓄積リング
GeV = ギガ電子ボルト (電子の運動エネルギーの単位) (1 GeV = 109 eV = 10億電子ボルト)