大型放射光施設 SPring-8

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SPring-8の運営と利用

SPring-8の運営SPring-8の運営組織SPring-8の利用についてSPring-8の周辺地図


SPring-8の運営

日本原子力研究所(現 独立行政法人日本原子力研究開発機構)と理化学研究所によって平成3年から建設されてきたSPring-8は、平成9年3月に放射光の発生を確認、10月から供用を開始しました。
理化学研究所は平成9年10月に播磨研究所を開設し、さらに平成17年に放射光科学総合研究センターを開設し、放射光光源開発、構造生物学、物質科学などの研究を推進しています。平成15年10月に理化学研究所は、独立行政法人となりました。
平成17年10月の日本原子力研究所の組織改編に伴い、日本原子力研究所が建設した施設は理化学研究所に移管されました。
平成2年に設立された財団法人高輝度光科学研究センター(以下「財団」という。)は、平成6年、国から「放射光利用研究促進機構」の指定を受け、SPring-8の運営を行うこととなりました。平成18年7月の法改正に伴い、財団は「登録施設利用促進機関」として、SPring-8の利用促進業務(利用者選定業務・利用支援業務)を行うとともに、理化学研究所よりSPring-8の運転・管理業務を委託されて、SPring-8の運営を行っています。

財団の業務

利用者選定業務:
共用ビームラインの利用研究課題及び専用ビームラインの設置者の募集、選定等を行います。
利用支援業務:
放射光利用研究に関する国内外の最新技術情報を提供するとともに、利用指導及び技術相談等を行います。
試験研究開発:
先進的な解析・分析手法等の開発を行い、施設の利用促進に資する試験研究を行います。
施設の運転、維持
管理及び高度化:
施設の運転・維持管理及び高度化を行い、施設を最良な状態に管理し利用者に提供します。
普及啓蒙:
放射光利用者の裾野の拡大を図るとともに、情報誌等を発行し、高輝度光科学に関する普及啓発活動をします。


SPring-8の運営組織

 

SPring-8の運営組織 


SPring-8の利用について

● ビームラインの利用等
 共用ビームライン利用のための研究課題の募集は、原則半年ごとに行われます。応募のあった研究課題は、利用研究課題審査委員会において審査されます。選定された研究課題に対してビームタイムが配分されます。成果非専有利用(成果を公開)で申請される課題は、ビーム使用料は無料です。成果専有利用(成果を非公開)で申請される課題は、1シフト(8時間)あたり480,000円のビーム使用料が必要ですが、科学技術的妥当性の審査を受けず、社会通念等に対する妥当性、実験に関する実施可能性及び安全性の審査を受けるのみとなります。成果公開優先利用(大型研究費の獲得等により一定の評価を受けた課題を対象として、この評価を尊重しSPring-8では科学的妥当性の二重審査を行わず、SPring-8の必要性、実験に関する実施可能性及び安全性の審査のみで優先的に利用)の優先利用料は1シフト(8時間)あたり131,000円です。なお、共用ビームラインの利用にあたっては、実験ハッチにて使用する消耗品の実費(定額分と従量分に分類)を全ての利用者に負担していただきます。定額分は1シフトあたり10,300円です。
 専用ビームラインは、設置者が専有して利用します。専用ビームラインの建設計画は常時受け付けています。応募された建設計画は、専用施設審査委員会において審査されます。

● 産業界の利用促進
  産業界の利用促進のため、コーディネータを中心とした利用支援体制を整え、講習会や研修会の開催、利用に向けてのコンサルティング、課題申請書作成支援、産業利用の拠点としての産業利用ビームラインの整備・運用など、様々な支援を行っております。

利用の詳細については、こちらをご覧ください。

SPring-8の周辺地図

SPring-8の周辺地図