大型放射光施設 SPring-8

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第1回 放射光・中性子の連携利用に向けた合同研修会

主題/内容 「小角X線散乱測定研修会」
開催期間 2019年11月28日 (木) 10時30分から23時00分まで
開催場所 大型放射光施設SPring-8 講義:中央管理棟1階上坪記念講堂 実習(測定):蓄積リング棟実験ホールBL19B2
主催 (公財)高輝度光科学研究センター
共催 一般財団法人 総合科学研究機構(CROSS)
後援 光ビームプラットフォーム
形式 普及・啓蒙(研修会)
概要

「量子ビーム」と呼ばれる放射光、中性子の共同利用実験の普及により、これらを連携的に利用した研究が産業分野でも広がってきています。この量子ビーム連携利用の産業利用成果の拡大・深化を促進するためには量子ビームそれぞれの特徴の把握が重要です。今回、量子ビーム施設の産業利用ユーザーの方に実習を通して放射光、中性子それぞれの測定技術の特徴を把握していただくことで、効果的な連携的利用方法の検討の一助とすることを目的とした施設横断合同研修会を開催いたします。本研修会は、施設横断的な利用促進と人材育成並びに標準化活動の一環として、総合科学研究機構(CROSS)と高輝度光科学研究センター(JASRI)が協力して実施します。
 今回は、SPring-8産業利用IビームラインBL19B2において、「小角X線散乱測定」をテーマに測定実習を行ないます。
 BL19B2に設置されている2次元検出器(PILATUS2M)を用いた小角X線散乱測定装置は、カメラ長0.7–3 mのSAXSカメラのレイアウトと、カメラ長40 mの極小角X線散乱(USAXS)カメラのレイアウトを選択でき、これらを組み合わせることによって、非常に広いqレンジの測定を行うことができることを特徴としています。これにより数nmから数100 nmまで非常に幅の広いサイズレンジの構造体(析出物、界面活性剤会合構造、等)の評価が可能です。さらに、ロボットの導入による試料交換の自動化を行ない、高能率な測定を実現しており、放射光実験の経験がない方でも簡単に高品質のデータを取得することができます。
 本研修会は、測定装置の特徴やご利用に際しての留意点を理解いただき、今後の実験計画の立案に資することを目的としています。

実施ビームライン:
BL19B2 

日時:
2019年11月28日(木) 10:30 ~ 測定終了次第研修会終了

対象:
・放射光、中性子を連携的に利用した小角散乱実験を検討中の方
・BL19B2での小角/極小角X線散乱実験の課題が採択された、もしくは申請中の方
 なお、応募者多数の場合、実習参加をお断りする場合がありますのでご了承ください。
 また、USAXS測定をご希望される方は、SAXS実習終了後の宿泊場所の確保をお願いいたします。

プログラム           
時間 内容 詳細
09:00 - 10:30 各自ユーザー手続き 時間内に各自ユーザー手続きを済ませてから会場にお越し下さい。
10:30 - 12:00 講義 大沼 正人先生/北海道大学 工学研究院 量子理工学部門 応用量子ビーム工学分野
      「小角散乱ー混ざり方を科学するツールー基礎から応用まで」
12:00 - 13:00 昼食
13:00 - 15:00 ビームラインの紹介 全自動サンプル交換・測定システムのデモンストレーション運転
15:00 - 20:00 実習 参加者持込みサンプルを用いた測定実習(SAXS)
実験条件
   X線エネルギー 18 keV(変更もあり)
   カメラ長約3 m,q = 0.06~3.2 nm-1
   (各グループ最大10サンプル、1時間程度)
(以降はUSAXS測定を行う場合)
20:00〜22:00 セットアップ変更(SAXS→USAXS)
22:00〜 参加者持込みサンプルを用いた測定実習(USAXS)
       実験条件   X線エネルギー 18 keV(変更もあり)
        カメラ長約40m,q = 0.005~0.19nm-1
   

定員:最大5グループ (1グループ3名以内)※1グループでも実施します。

ユーザー持込試料
1.持ち込み試料について
・ 測定に使用するX線のエネルギー(18 keV)で試料の透過率が約30%以上であること。
  (試料厚みの参考値:鉄の場合 約100 μm以下,Siの場合 約2 mm,水の場合 約2 cm以下)
・ 持ち込み試料は1グループ最大10個(厳守)。
・ 安全、法規上問題のないもの
・ 汚染、破損、紛失しても構わないもの
・ 他参加者の目にふれても構わないもの
※ 持込試料についての情報(組成、雰囲気など)を申込書に正確にご記載ください。申込者多数の場合の判断基準とさせていただきます。
※ 試料の保持方法は35 mmスライドマウントを用います。スライドマウントへの取り付け方は試料形態によって変わりますので、
  申し込み受け付け後、ご相談させていただきます。
※ ご希望の試料の形態が、スライドマウントを用いた保持が困難であると判断した場合、ご遠慮いただく可能性があります。
※ 持込みサンプルに関するホルダー(35 mmスライドマウント)等消耗品は、参加者負担となります。
2.データ持ち帰り用のストレージを持参してください。USBメモリー(1 GB以上の容量)を推奨いたします。

その他の注意事項
1.本件集会の参加にはSPring-8 User登録、放射線従事者登録などの諸手続きが完了されていることが必要です。
また、持ち込み希望サンプルについては、安全管理室審査の手続きが必要となります。手続きに関する案内は参加受付後ご連絡させていただきます。
2. 学生の方は「学生保険」等に加入していることが必要です。
3. 参加者への連絡などはすべてe-mailで行います。参加の手続きにはオンライン登録や書類のダウンロードが必要です。インターネットに接続できる環境をご用意ください。
4. 研修会への参加は無料です。
5. 研修会参加者への旅費支給等はありません。
6. 申込者多数の場合の調整は、当方に一任願います。
7. 参加者多数の場合は、締切日以前に募集を終了することがあります。
8. 前日及び当日に宿泊が必要な方は、SPring-8交流施設をご利用いただけます(1室シングル2000円/泊、ツイン3000円/泊)。

申込方法:
登録バナー

※申込締切:2019年10月10日(木) 17:00(予定)             

担当:(内容・試料)
産業利用推進室
佐藤 眞直 (satoatspring8.or.jp) 

事務担当:(手続きについて)
利用推進部 普及情報課
担当:濱本 美和子(jasri-event@spring8.or.jp)

問い合わせ先 登録施設利用促進機関・公益財団法人高輝度光科学研究センター (JASRI) 利用推進部 普及情報課 担当:濱本美和子
0791-58-2785
0791-58-2786
jasri-event@spring8.or.jp
最終変更日 2019-09-17 10:03