大型放射光施設 SPring-8

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第69回SPring-8 先端利用技術ワークショップ / 大阪大学蛋白質研究所セミナー

主題/内容 SPring-8における蛋白質構造生物学研究の現状と将来
開催期間 2021年09月21日 (火) 13時20分から17時00分まで
開催場所 オンライン開催
主催 公益財団法人高輝度光科学研究センター
国立大学法人大阪大学 蛋白質研究所
国立研究開発法人理化学研究所 放射光科学研究センター
共催 SPring-8ユーザー協同体 放射光構造生物学研究会
後援 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
形式 研究発表(学会) レクチャー(講演) 普及・啓蒙(研修会)
分野 生命科学
概要

 生命理解や創薬研究の基盤として蛋白質の構造解析は確固たる地位を得ている。なかでも放射光を利用する結晶構造解析法は、自動の測定・データ処理が進展して、近年さらに研究者にとって身近となってきた。一方で、近年大きく進展したクライオ電子顕微鏡法も、SPring-8で装置の共用が開始され、結晶構造解析法との相互利用が期待されている。本ワークショップではSPring-8を利用したタンパク質構造解析の技術の現状と成果について報告するとともに、利用者と将来について議論を深め、当該分野における放射光科学を推進することを目的とします。奮ってご参加ください。

申込方法

 

参加登録は締め切りました。

 

プログラム 9月21日(火曜日)
13:20-13:30 主催者代表挨拶・趣旨説明    
13:30-14:15 ビームライン現状報告    
   13:30-13:45  大阪大学蛋白質研究所ビームライン・台湾ビームライン 山下栄樹 (阪大蛋白研) 吉村政人 (NSRRC)
   13:45-14:00  共用ビームライン 長谷川和也 (JASRI)
   14:00-14:15  理研ビームライン 上野剛 (理研RSC)
14:15-15:30 利用成果報告    
   14:15-14:40  胃の酸性化の分子メカニズム 阿部一啓 (名古屋大学)
   14:40-15:05  BRIL融合GPCR構造解析用新規抗体の発見 宮城光、鈴木道彦 (協和キリン株式会社)
   15:05-15:30  金属酵素成熟化において一酸化炭素が合成されて輸送される分子機構の解明 村木則文 (自然科学研究機構分子科学研究所)
15:30-16:55 パネルディスカッションと総合討論
(SPRUC研究会; 利用動向調査の議論を含む)
   
   15:30-16:05  自動測定 (話題提供10分) 平田邦生 (理研RSC)
   16:05-16:40  共用CryoTEM (話題提供10分) 重松秀樹 (理研RSC/JASRI)
   16:40-16:55  総合討論 (まとめ)    
16:55-17:00 閉会挨拶    

 

オーガナイザー:熊坂 崇(JASRI),栗栖 源嗣,中川 敦史(阪大蛋白研),山本 雅貴(理研 RSC), 沼本 修孝(東京医科歯科大)

問い合わせ先
熊坂 崇 〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1 公益財団法人高輝度光科学研究センター タンパク質結晶解析推進室
E-mail: kumasakaatspring8.or.jp
URL: http://bioxtal.spring8.or.jp

中川 敦史 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘3番2号 大阪大学 蛋白質研究所
Tel: 06-6879-8635 Fax: 06-6879-4313
E-mail: atsushiatprotein.osaka-u.ac.jp
URL: http://www.protein.osaka-u.ac.jp/seminar

最終変更日 2021-09-17 13:21