大型放射光施設 SPring-8

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2019B 先進技術活用による産業応用課題の募集について

本募集は締切りました。

登録施設利用促進機関
公益財団法人高輝度光科学研究センター

 2019A期より「先進技術活用による産業応用課題」の募集を開始しました。2019B期(2019年9月~2020年2月(予定))における本課題について、以下の要領でご応募ください。
 また、当該案内ページと合わせて、「2019B SPring-8利用研究課題募集要項」もご確認ください。

特記事項
・2019B期から、海外機関に所属する実験責任者による成果非専有利用の一般課題等への財団からの消耗品実費負担の支援は終了いたします。また海外の大学に所属する方からの大学院生提案型課題についても、財団からの旅費および消耗品実費負担の支援は終了となります。これらの費用については、実験責任者に負担していただきます。
・昨今のヘリウム供給に関する国際情勢により、液体ヘリウムやヘリウムガスを財団から安定的に供給できない可能性がありますので、ご承知おきのほどよろしくお願いいたします。
・BL38B1においては、BL改造工事のため2019B期の課題募集はありません。

注意 各ビームラインに設置している実験装置の入替等により利用できる実験装置に変更がある場合や、ビームライン担当者との事前打合せが必須となっている場合がありますので、必ず申請の前にビームライン概要一覧をご確認ください。
 実施可能性や具体的な実施方法を含めた先進技術活用に関して、各ビームライン担当者が助言いたしますので、課題申請前に必ず各ビームライン担当者にご相談ください。

[目   次]

1.先進技術活用による産業応用課題について
2.募集の対象
3.利用時期、対象ビームラインおよびビームタイム割合
4.申請方法
5.応募締切   2019年6月20日(木) 午前10:00 JST(提出完了時刻)
6.申請受理通知
7.審査について
8.審査結果の通知
9.報告書について
10.成果の公開について
11.その他
12.問い合わせ先



1.先進技術活用による産業応用課題について

 SPring-8における産業利用は、様々な産業分野に普及するとともに、利用方法も一般課題による利用から測定代行をはじめとした有償利用へと展開されており、産業界において重要な測定技術として定着してきました。一方で、産業界のより高度な技術的課題の解決のためには、産業利用BLの利用だけでなく、SPring-8の各BLが有する特長的かつ先進的な測定技術の利活用が有益であると期待されています。そこで、新規ユーザーを含む産業応用を志向するユーザーが、これまで得ることができなかった情報を得るために、利用経験がない測定技術を新たに利活用することによって、高度な課題解決および新たな利用ニーズの発掘を推進するため、「先進技術活用による産業応用課題」を領域指定型の重点研究課題として指定しました。本課題は、重点研究課題として、一定割合のビームタイムを別枠で設定しています。

2019B期のSPring-8における成果非専有の産業利用分野向けの課題一覧は下記の通りです。

課題名 

先進技術活用による産業応用課題

一般課題(産業利用分野)

放射光施設横断産業利用課題

特徴 

産業応用を志向する実験責任者が、今までに利用経験がないSPring-8の測定技術を新たに利活用することによって、高度な課題解決および新たな利用ニーズの発掘を推進することを目的とした産業利用分野の課題

産業利用分野の課題

SPring-8を含む国内の放射光施設において、それぞれの特徴を活かした放射光利用実験および利用成果の深化・拡大を目的とした産業利用分野の課題

対象BL 

産業利用BL3本を除く共用BL23本
+ 理研BL9本

共用BL26本 + 理研BL9本

産業利用BL3本

応募要件 

①実験責任者または共同実験者に、民間企業または産業界に準ずる機関等に所属する者を含むこと
②実験責任者にとって、SPring-8で利用経験がない測定技術を利活用する課題であること(利用経験がない測定技術かどうか不明な場合は、本課題へ申請してください)
③課題申請前に、実施可能性や具体的な実施方法について、必ず各BL担当者に相談すること

実験責任者または共同実験者に、民間企業または産業界に準ずる機関等に所属する者を含むこと

①実験責任者または共同実験者に、民間企業または産業界に準ずる機関等に所属する者を含むこと
②SPring-8以外の日本国内に設置された放射光施設での実験結果を踏まえ、SPring-8利用が適すると判断された産業分野の課題であること(課題申請時にSPring-8以外の施設での実験が実施済みもしくは採択済みであることが必要)

希望審査分野 

産業利用

締切と審査 

年2回

産業利用BL3本は年6回
その他のBLは年2回

年6回

※応募要件を満たさない場合は、自動的に一般課題(産業利用分野)で再審査されます。

2.募集の対象

 実験責任者がSPring-8で利用経験がない測定技術を利活用する産業分野の課題を募集の対象とします。同じ測定技術を利活用する課題であれば、指定期間中(2020B期まで)に2回(期)まで申請可能ですが、違う測定技術であれば何回でも申請可能です。実施可能性や具体的な実施方法を含めた先進技術活用に関して各ビームライン担当者が助言いたしますので、必ず事前に各ビームライン担当者にご相談ください。

利用経験がない測定技術を利活用する例
     ① XAFS測定をしていた方が、初めてHAXPES測定を行う場合
    ② 各手法において硬X線を使っていた方が、初めて軟X線を用いた測定を行う場合
    ③ 結晶構造解析をしていた方が、今まで得られなかった情報を得るためにSAXS測定を行う場合
    ④ 回折測定において、利用経験のない高圧実験装置を用いた測定を行う場合
    ⑤ 今までのXRD測定では解決しなかった課題を解決するために、DAFS測定を行う場合
    ⑥ 各手法において、利用経験のないBLで、そのBLにおける特徴的な測定を行う場合
    ⑦ 新規ユーザーが、SPring-8の特徴的かつ先進的な技術を用いる測定を行う場合

 また、一般課題(産業利用分野)、放射光施設横断産業利用課題と同様に、「実験責任者または共同実験者に、民間企業または産業界に準ずる機関等に所属する者を含む」研究課題を募集の対象としています。「産業界に準ずる機関」とは、公設試験場および民間企業からの委託試験・研究を主な事業とする財団/社団法人を指します。

(注1)大学(私立含む)、独立行政法人、特殊法人、公社に所属する方(単独またはこれら所属の組み合わせ)は、対象外です。
(注2)JASRIは産業界に準ずる機関とはみなしませんので対象外です。

 なお、募集の対象に該当するかどうか判断がつかない場合または適切なビームラインが不明な場合等は、「12.(1)課題Web申請について」までお問い合わせください。

3.利用時期、対象ビームラインおよびビームタイム割合

 利用時期、募集の対象となるビームライン、シフト数(シフト割合・1シフト=8時間)を以下に示します。なお、運転モードは「2019B SPring-8利用研究課題募集要項」の「1.(3)2019Bのセベラルバンチ運転モード」またはSPring-8ホームページの「セベラルバンチ運転モード対応表」をご参照ください。

(1)利用時期
 2019B期(2019年9月〜2020年2月(予定))にシフトを割り当てます。

(2)対象ビームラインおよびビームタイム割合
 募集の対象となるビームラインおよび1本あたりのビームタイムから供出する割合は以下の表のとおりです。なお、これら32本のビームライン合計で、共用ビームラインが供出する全ユーザータイムの4%に相当するシフトを上限に配分します。
 理研ビームラインにおける供出シフト数は、共用ビームラインに比べ少ないので、ご注意ください。

共用ビームライン

ビームライン ビームタイム想定割合
BL01B1 XAFS 8%
BL02B1 単結晶構造解析 8%
BL02B2 粉末結晶構造解析 8%
BL04B1 高温高圧 8%
BL04B2 高エネルギーX線回折 8%
BL08W 高エネルギー非弾性散乱 8%
BL09XU 核共鳴散乱 8%
BL10XU 高圧構造物性 8%
BL13XU 表面界面構造解析 8%
BL20B2 医学・イメージングI 8%
BL20XU 医学・イメージングII 8%
BL25SU 軟X線固体分光 8%
BL27SU 軟X線光化学 8%
BL28B2 白色X線回折 8%
BL35XU 高分解能非弾性散乱 8%
BL37XU 分光分析 8%
BL39XU 磁性材料 8%
BL40B2 構造生物学II 8%
BL40XU 高フラックス 8%
BL41XU* 構造生物学I 8%
BL43IR 赤外物性 8%
BL45XU* 構造生物学III 8%
BL47XU 光電子分光・マイクロCT 8%

*申請の際は、「2019B 生命科学/タンパク質結晶構造解析分野の課題の運用について」を必ずご確認ください。

理研ビームライン(応募の前に理研の担当者にお問い合わせください)

ビームライン ビームタイム想定割合
BL05XU 理研 施設開発ID 2%
BL17SU 理研 物理科学III 2%
BL19LXU 理研 物理科学II 2%
BL26B1* 理研 構造ゲノムI 8%
BL26B2* 理研 構造ゲノムII 2%
BL29XU 理研 物理科学I 2%
BL32XU* 理研 ターゲットタンパク 2%
BL38B1 理研 構造生物学I 募集なし***
BL44B2 理研 物質科学 1%**

*申請の際は、「2019B 生命科学/タンパク質結晶構造解析分野の課題の運用について」を必ずご確認ください。
*ビームタイムが3シフトに満たない場合は、3シフトまで配分可能とする。
***BL38B1においては、BL改造工事のため2019B期の課題募集はありません。

 ご応募の前に、ビームライン・ステーションの整備状況をSPring-8ホームページの「ビームライン一覧」でご確認ください。不明な点はそれぞれのビームライン担当者にお問い合わせください。また、実験目的に適したビームラインが分からない場合は、「12.(2)その他の相談窓口」へご相談ください。

4.申請方法

 Webサイトを利用した電子申請となります。「2019B SPring-8利用研究課題募集要項」をご一読いただき、以下のUser Information Webサイトから申請してください。申請書には本課題の趣旨に沿った記載が求められますので、申請書下書きファイル「先進技術活用による産業応用課題」の指示に沿って申請書を作成してください。課題申請を行うにあたり、測定手法やビームラインの選択、シフト数等の技術的事項についてご不明な点がありましたら、「12.(2)その他の相談窓口」へご相談ください。

♦ User Information Webサイト(UIサイト): http://user.spring8.or.jp/
トップページ>ログイン>課題申請/利用計画書>新規作成

 重点研究課題→重点領域課題→先進技術活用による産業応用課題から申請してください。
 入力項目は一般課題の申請に必要な項目に加えて、「提案理由など」の『提案理由』欄に「本課題の実施にあたっての新規性、課題解決のための当該測定技術の必然性および本重点課題に申請する理由」について記述してください。

[重複申請について(重要)]
 一般課題および他の重点課題(放射光施設横断産業利用課題)への重複申請はできません。先進技術活用による産業応用課題として不採択となった場合は、自動的に一般課題(産業利用分野)として改めて審査されます。

5.応募締切

      2019年6月20日(木) 午前10:00 JST(提出完了時刻)

 電子申請システムの動作確認はしておりますが、予期せぬ動作不良等の発生も考えられます。申請書の作成(入力)は時間的余裕をもって行っていただきますようお願いいたします。Web入力に問題がある場合は「12.(1)課題Web申請について」へ連絡してください。応募締切時刻までに連絡を受けた場合のみ別途送信方法のご相談に応じます。

6.申請受理通知

 申請が完了すれば、受理通知と申請者控え用の誓約事項のPDFファイルがメールで送られます。
 メールが届かない場合は申請が受理されていない可能性がありますので、以下のとおり確認してください。

1) 申請課題が UIサイト(トップページ>ログイン>課題申請/利用計画書)の「提出済」に表示されていない場合
 →受理されていません。もう一度申請課題の「提出」操作を行ってください。
2) 申請課題が UIサイト(トップページ>ログイン>課題申請/利用計画書)の「提出済」に表示されている場合
 →受理されています。ユーザー登録内容が正しいにもかかわらずメールが不着となっている場合は、「12.(1)課題Web申請について」にお問い合わせください。

7.審査について

 「本課題の実施にあたっての新規性および課題解決のための当該測定技術の必然性」を含めた科学技術的妥当性、研究手段としてのSPring-8の必要性、実験の実施可能性、実験の安全性および倫理性について総合的かつ専門的に審査します。

8.審査結果の通知

 審査結果は、申請者に対して、2019年8月上旬に電子メール等にて通知します。

9.報告書について

 利用研究課題終了後60日以内に、所定の利用課題実験報告書をJASRIに提出していただきます。JASRIでは、2019B期ユーザータイム終了後60日目から2週間後に当該報告書をWeb公開します。利用課題実験報告書の詳細につきましては、以下のUIサイトをご参照ください。

♦「利用課題実験報告書/Experiment Summary Report

10.成果の公開について

 利用研究成果として、査読付論文(査読付プロシーディングス、博士学位論文を含む)、財団が査読したSPring-8/SACLA利用研究成果集または財団が認定した公開技術報告書を課題の実施期終了後3年以内に公開するとともに、財団のデータベースへ登録してください。また、公開した論文等の成果物には課題番号を明記し「SPring-8を利用した結果である」ことを記述してください。
 論文登録および成果の公開に関する詳細につきましては、以下のUIサイトからお願いします。

UIサイト(論文発表等登録)
(トップページ>マイページにログイン>申請/報告>論文発表等登録)

UIサイト(成果公表)

11.その他

(1)消耗品の実費負担については、「2019B SPring-8利用研究課題募集要項」の「4.利用にかかる料金等について」をご参照ください。

(2)SACLA、J-PARC MLFまたは「京」との連携利用について
2014A期より、放射光施設(SPring-8)と、中性子施設(J-PARC MLF) またはスーパーコンピュータ(京)を連携して利用することを前提とした申請も受け付けています。2017A期より、X線自由電子レーザー施設SACLAが新たに連携利用対象施設に追加されました。詳細につきましては、「2019B SPring-8における“SACLA、J-PARC MLFまたは「京」と連携した利用を行う課題”の募集について」をご確認ください。

12.問い合わせ先

(1)課題Web申請について
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1
公益財団法人   高輝度光科学研究センター  利用推進部 共用推進課
TEL:0791-58-0961 FAX:0791-58-0965
E-mail:sp8jasri@spring8.or.jp

(2)その他の相談窓口
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1
公益財団法人   高輝度光科学研究センター  放射光利用研究基盤センター
櫻井 吉晴
TEL:0791-58-2742
E-mail:sakurai@spring8.or.jp

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