大型放射光施設 SPring-8

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2018A放射光施設横断産業利用課題の募集について

登録施設利用促進機関
公益財団法人高輝度光科学研究センター

 2018A期より産業利用に特化した3本のビームライン、BL14B2、BL19B2及びBL46XUで実施する「放射光施設横断産業利用課題」の募集を開始しました。2018A第Ⅰ期(2018年4月~5月下旬頃)における本課題について、以下の要領でご応募ください。なお、産業利用分野では本課題以外に「2018A 一般課題(産業利用分野)の募集について」も同時に募集いたします。
 また、各ビームラインでは、XAFS測定代行(BL14B2)粉末X線回折測定代行(BL19B2)小角散乱測定代行(BL19B2)硬X線光電子分光測定代行(BL46XU)および薄膜評価測定代行(BL46XU)による利用も随時受け付けておりますのでご検討ください。
 なお、当該案内ページと合わせて、「2018A SPring-8利用研究課題募集要項」もご確認ください。

注意 各ビームラインに設置している実験装置の入替等により利用できる実験装置に変更がある場合や、ビームライン担当者との事前打合せが必須となっている場合がありますので、必ず申請の前にビームライン概要一覧をご確認ください。

[目次

1.放射光施設横断産業利用課題について
2.募集の対象
3.利用時期、対象ビームライン、およびシフト数割合
4.申請方法
5.応募締切   2017年12月7日(木)午前10:00 JST(提出完了時刻)
6.申請受理通知
7.審査について
8.審査結果の通知
9.成果の公開について
10.利用課題実験報告書について
11.放射光施設横断産業利用課題実施報告書について
12.その他
13.問い合わせ先



1.放射光施設横断産業利用課題について

近年、産業界の利用を目的とした放射光施設が日本国内に複数設置され、産業界による放射光利用機会も大きく拡大しました。このような放射光産業利用の普及に伴い、それぞれの施設の性能や利用制度の特徴を活かして産業界の利用ニーズ等に適切に応えることが更に重要になっています。しかしながら、施設ごとに利用者が固定化する傾向が見られ、各施設の特徴を十分に活用した利用は未だ実現できていません。そこで、最適な施設における放射光産業利用の拡大を目指し、SPring-8とそれ以外の放射光施設において、それぞれの特徴を活かした放射光利用実験、及びそこから得られる利用成果の深化・拡大を目的として「放射光施設横断産業利用課題」を領域指定型の重点研究課題として、2017年9月25日に指定しました。

2.募集の対象

  SPring-8以外の日本国内に設置された放射光施設での実験結果を踏まえ、SPring-8利用が適すると判断された産業分野の課題を募集の対象とします(課題申請時にSPring-8以外の施設での実験が実施済みもしくは採択済みであることが必要です)。また、一般課題(産業利用分野)と同様に、「実験責任者または共同実験者に、民間企業または産業界に準ずる機関等に所属する者を含む」研究課題を募集の対象としています。「産業界に準ずる機関」とは、公設試験場および民間企業からの委託試験・研究を主な事業とする財団/社団法人を指します。

(注1)大学(私立含む)、独立行政法人、特殊法人、公社に所属する方(単独またはこれら所属の組み合わせ)は、対象外です。
(注2)JASRIは産業界に準ずる機関とはみなしませんので対象外です。

なお、募集の対象に該当するかどうか判断がつかない場合は、「13.(2)利用技術等に関するご相談」までお問い合わせください。産業利用分野で成果を専有しない課題(成果を公開する課題)で本課題の募集対象に該当しない場合は、一般課題(産業利用分野)にご申請ください。

3.利用時期、対象ビームライン、およびシフト数割合

 利用時期、募集の対象となるビームライン、シフト数(1シフト=8時間)を以下に示します。放射光施設横断産業利用課題を実施するビームラインは、運転モードが実験に与える影響が極く少ないため、運転モード希望は考慮いたしません。

(1)利用時期:2018A第Ⅰ期(2018年4月~5月下旬頃)
当該課題は、各利用期を3回に分けて年6回の締め切りを設けています。今回の応募分は、2018A第Ⅰ期(2018年4月~5月下旬頃)の間にシフトを割り当てます。各課題の具体的利用時期は採択後に調整します。
なお、2018A第Ⅱ期(2018年6月上旬頃〜7月上旬頃)、第Ⅲ期(2018年7月中旬頃〜8月)利用時期に実施する課題は、それぞれ2018年2月中旬頃、4月下旬頃に募集を開始する予定です。

(2)対象ビームラインおよびシフト数割合

ビームライン
手法、装置      
ビームタイム割合
産業利用II (BL14B2) XAFS、X線イメージング 16%以内
産業利用I (BL19B2) 粉末回折装置、多軸回折計、小角散乱、極小角散乱 16%以内
産業利用III (BL46XU) 多軸X線回折計、硬X線光電子分光装置、(X線イメージング) 16%以内

 また、ビームライン・ステーションの整備状況はSPring-8ホームページの「ビームライン一覧」でも提供していますので、不明な点はそれぞれのビームライン担当者にお問い合わせください。ビームラインを選ぶ際には「SPring-8利用事例データベース」もご活用ください。

(重要なお知らせ) 2017A期までBL19B2に設置されていたX線イメージング装置は、2017B期よりBL14B2に移設して利用しています。

4.申請方法

 Webサイトを利用した電子申請となります。「2018A SPring-8利用研究課題募集要項」をご一読いただき、以下の User Information Web サイトから申請してください。申請書には放射光施設横断産業利用課題の趣旨に沿った記載が求められますので、申請書下書きファイル「放射光施設横断産業利用課題」にある指示に基づいて申請書を作成してください。課題申請を行うにあたり、測定手法やビームラインの選択、シフト数等の実験計画の技術的事項について分からないことがありましたら、「13.(2)利用技術等に関するご相談」にご連絡ください。

♦ User Information Webサイト(UIサイト): http://user.spring8.or.jp/
トップページ>ログイン>課題申請/利用計画書>新規作成

 課題を申請するには、まずユーザーカード番号とパスワードでログインする必要があります。まだユーザーカード番号を取得していない方は、ユーザー登録を行ってください。放射光施設横断産業利用課題は非専有課題となりますので、『成果の形態および課題種』の選択画面で“成果非専有”をチェックし、「放射光施設横断産業利用課題」を選択してください。

 詳しい課題申請書の入力方法については、「課題申請」(UIサイト>利用申請>課題申請)をご参照ください。放射光施設横断産業利用課題はその趣旨により「申請書下書きファイル」で求められる内容と上記の記入要領とは若干異なる部分がありますが、「申請書下書きファイル」にある指示に沿って記入してください。繰り返しになりますが、課題申請を行うにあたり、測定手法やビームラインの選択、シフト数等の実験計画の技術的事項で分からないことがありましたら「13.(2)利用技術等に関するご相談」にご連絡ください。

• 放射光施設横断産業利用課題申請書作成上のお願い

[1]生命倫理および安全の確保
生命倫理および安全の確保に関し、申請者が所属する機関の長等の承認・届出・確認等が必要な研究課題については、必ず所定の手続きを行っておく必要があります。なお、以上を怠った場合または国の指針等(文部科学省ホームページ「生命倫理・安全に対する取組」を参照)に適合しない場合には、審査の対象から除外され、採択の決定が取り消されることがありますので注意してください。

[2]人権および利益保護への配慮
申請課題において、相手方の同意・協力や社会的コンセンサスを必要とする研究開発または調査を含む場合には、人権および利益の保護の取り扱いについて、必ず申請前に適切な対応を行っておいてください。

[3]重複申請について(重要)
一般課題、社会・文化利用課題との重複申請はできません。放射光施設横断産業利用課題として不採択となった場合は、自動的に一般課題(産業利用分野)として改めて審査されます。
2018A 一般課題(産業利用分野)の募集について」もご覧ください。

5.応募締切

   2017年12月7日(木)
       午前10:00 JST(提出完了時刻)

 電子申請システムの動作確認はしておりますが、予期せぬ動作不良等の発生も考えられます。申請書の作成(入力)は時間的余裕をもって行ってください。
 Web入力に問題がある場合は「13.(1)課題Web申請について」へ連絡してください。応募締切時刻までに連絡を受けた場合のみ別途送信方法のご相談に応じます。

6.申請受理通知

 申請が完了し、データが正常に送信されれば、受理通知と申請者控え用の誓約事項のPDFファイルがメールで送られます。メールが届かない場合は申請が受理されていない可能性がありますので、下記のとおり確認してください。

(1) 申請課題が UIサイト(トップページ>ログイン>課題申請/利用計画書)の「提出済」に表示されていない場合
 →受理されていません。もう一度申請課題の「提出」操作を行ってください。
(2) 申請課題が UIサイト(トップページ>ログイン>課題申請/利用計画書)の「提出済」に表示されている場合
 →受理されています。ユーザー登録内容が正しいにもかかわらずメールが不着となっている場合は、「13.(1)課題Web申請について」にお問い合わせください。

7.審査について

 課題の選考は、学識経験者、産業界等の有識者から構成される「SPring-8利用研究課題審査委員会」(以下「課題審査委員会」という。)により実施されます。課題審査委員会は、「放射光施設横断産業利用領域」として領域指定された趣旨に照らして優秀と認められる課題を選定します。審査は非公開で行われますが、申請課題との利害関係者は当該課題の審査から排除されます。また、課題審査委員会の委員は、委員として取得した応募課題および課題選定に係わる情報を、委員の職にある期間だけでなくその職を退いた後も第三者に漏洩しないこと、情報を善良な管理者の注意義務をもって管理すること等の秘密保持を遵守することが義務付けられています。なお、審査の経過は通知いたしませんし、途中段階でのお問い合わせにも応じられませんので、ご了承ください。 審査は以下の観点に重点を置いて実施します。

(i)科学技術的妥当性
 ・産業基盤技術としての重要性および発展性
 ・社会的意義および社会経済への寄与度

(ii)研究手段としてのSPring-8の必要性

(iii)実験内容の技術的な実施可能性

(iv)実験内容の安全性

8.審査結果の通知

 審査結果は、申請者に対して、2018年2月下旬に文書にて通知します。

9.成果の公開について

 利用研究成果として、査読付論文(査読付プロシーディングス、博士学位論文を含む)、財団が査読したSPring-8/SACLA利用研究成果集または財団が認定した公開技術報告書を課題の実施期終了後3年以内に公開するとともに、財団のデータベースへ登録してください。また、公開した論文等の成果物には課題番号を明記し「SPring-8を利用した結果である」ことを記述してください。
 論文登録および成果の公開に関する詳細につきましては、以下のUIサイトからお願いします。

UIサイト(論文発表等登録)
トップページ>マイページにログイン>申請/報告>論文発表等登録

♦ 成果の公開に関する詳細
UIサイト(成果公表)

10.利用課題実験報告書について

 利用研究課題終了後60日以内に、所定の利用課題実験報告書をJASRIに提出してください。JASRIでは、2018A期ユーザータイム終了後60日目から2週間後に当該報告書をWeb公開します。利用課題実験報告書の詳細につきましては、UIサイトの「利用課題実験報告書/Experiment Summary Report(2011B期より)」をご参照ください。

11.放射光施設横断産業利用課題実施報告書について

 SPring-8の産業利用を効果的に促進するため、本課題を利用して得られた結果は、放射光施設横断産業利用課題実施報告書(WEBや印刷物等により早期に公開します)にとりまとめて提出していただきます。提出方法は、「電子データ(原則としてMSワード)」を電子メールまたは郵送で所定の宛先に提出してください。提出締切日等の詳細につきましては、課題採択後に利用推進部より送付される文書でご確認ください。
 本報告書は、担当コーディネーター等による閲読(査読審査はありません)を経てWEBや印刷物等により2018A期終了後半年後以降(2019年3月上旬の予定)に公開する予定です。本報告書の提出数がある程度まとまった段階で報告会を開催しますので、積極的に発表してください。なお、SPring-8の対外的なPR等のため、成果の使用について別途ご相談させていただくことがあります。

<本報告書と「SPring-8/SACLA利用研究成果集」との関係について>
 本報告書は、前述「9.成果の公開について」における課題実施後3年以内の発表成果(査読付き論文、SPring-8/SACLA利用研究成果集または公開技術報告書)のいずれにも該当しません。
 「SPring-8/SACLA利用研究成果集」に投稿される予定の場合は、その旨を本報告書提出時にご連絡ください。この場合は、本報告書は原文のまま公開はしません。「SPring-8/SACLA利用研究成果集」としての査読審査を経て発行の後に、当該成果集に掲載されたものを転載する形で本報告書として公開します。なお、ご連絡がない場合は、このような取り扱いとなりませんのでご注意ください。

12.その他

(1)消耗品の実費負担について
 消耗品の実費負担については、「2018A SPring-8利用研究課題募集要項」の「4.利用にかかる料金等について」をご参照ください。

(2)知的財産権の帰属
 課題実施者がSPring-8を利用することによって生じた知的財産権については、課題実施者に帰属します。
 なお、JASRIスタッフが共同研究者として実施している場合は、ご連絡ください。JASRIスタッフの発明者としての認定につきましては、ケース毎に判断します。

(3)SACLA、J-PARC MLFまたは「京」との連携利用について
 2014A期より、放射光施設(SPring-8)と、中性子施設(J-PARC MLF) またはスーパーコンピュータ(京)を連携して利用することを前提とした申請も、一般課題(成果非専有)を対象として受け付けています。2017A期より、X線自由電子レーザー施設SACLAが新たに連携利用対象施設に追加されました。詳細につきましては、「2018A SPring-8における“SACLA、J-PARC MLFまたは「京」と連携した利用を行う課題”の募集について」をご確認ください。

(4)2018A第Ⅱ期、第Ⅲ期の応募について
 2018A第Ⅱ期(2018年6月上旬頃〜7月上旬頃)、2018A第Ⅲ期(2018年7月中旬頃〜8月)の募集は、それぞれ2018年2月中旬、4月下旬に開始する予定です。

13.問い合わせ先

(1)課題Web申請について
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1
公益財団法人 高輝度光科学研究センター   利用推進部 共用推進課
TEL:0791-58-0961 FAX:0791-58-0965
E-mail:sp8jasri@spring8.or.jp

(2)利用技術等に関するご相談
「このような研究をしたい」という要望から、SPring-8の必要性、手法の選択や具体的な実験計画の作成にいたるまで、ご相談を受付け、コーディネーターを中心に産業利用推進室に所属するJASRI職員が課題申請の支援をいたします。
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1
公益財団法人 高輝度光科学研究センター   産業利用推進室
TEL:0791-58-0924 FAX:0791-58-0830
E-mail:support@spring8.or.jp

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