パワーユーザー申請書記入要領
はじめに
この申請書で、パワーユーザー(以下「PU」という。)としての要件3つ、すなわち、PU課題の実施内容、実験ステーション設備の高度化計画および利用者支援について、具体的に記入していただきます。申請書の項目名とは異なっている内容についても記入していただきますので、記入要領をよくお読みいただいたうえで申請してください。記入していただく内容が項目どおりではなく、記入していただきづらい様式となっておりますことを、お詫びいたします。
[基本情報]:PU課題について記入していただきます。
実験課題名(日本語および英語)
PU指定期間内で遂行される具体的なPU課題名を、日本語および英語で入力してください。
研究分野分類、および研究手法分類
それぞれのポップアップメニューの中から、あてはまるものを選び、キーワードを入力してください。表1「研究分野分類表」、表2「研究手法分類表」にキーワードの一例を挙げていますが、これに当てはまらないキーワードでも構いません。なお、「その他」を選んだ場合は具体的に分類名称を記入してください。
利用ビームライン
ポップアップメニューの中から希望するビームライン番号を選んでください。申請いただいたビームラインで、PU課題、実験ステーション設備の高度化および一般ユーザーの支援を行っていただきます。
所要シフト数
2010A期でのPU課題を実行するために必要なビームタイムをシフト数(1シフト=8時間)で入力してください。実験を分けて行いたいものは1回に必要なシフト数と何回行いたいか入力してください。合計シフト数は自動で計算されます。(画面左側メニューの「入力内容の確認・提出」で確認できます。)また、算出根拠を[実験方法]の「シフト数算出の根拠」で入力してください。
運転モード(フィリング)の希望
2010A期で運転モードの希望がある場合は、ポップアップメニューから選んでください。希望がない場合は、運転モードの選択は施設の担当者に一任していただきます。マルチバンチを希望される場合、マルチバンチでなければ実験ができない場合は「マルチバンチ(必須)」を、マルチバンチでなくても原理的には実験できるが、マルチバンチで実験するほうがよりよい場合は「マルチバンチ(好ましい)」を選んでください。セベラルバンチを希望される場合は「セベラルバンチ」を選択し、フィリングモードを、希望する順番にポップアップメニューの中から選んでください。その際、第一希望と第二希望のフィリングでは、どの程度効率が違うかを「その他」の欄に記述してください。なお、A、B、C、D、Eの各モードはA期とB期で異なりますので、必ずホームページで確認してください。メニューに示した5種類のモード以外を希望される場合は「その他」の欄にフィリングの詳細と必要理由を入力してください。
来所できない時期
2010A期で、PU課題実行にあたって来所できない時期をご記入ください。原則、審査後申請者に利用時期についての問い合わせをいたしませんので、ビームタイムの配分を受けても実験ができない時期がわかっている場合は、記述してください。調整の結果、ご希望に添えない場合もございますが、予めご了承ください。
[共同実験者]:PUグループメンバーについて記入していただきます。
共同実験者
PUグループメンバーを登録してください。PUグループメンバーとは、PUと協力しながら、PU課題の実施、実験ステーション設備の開発・高度化および利用者支援を実施していただける方で、申請ビームラインでの測定技術を熟知し、放射光科学技術分野の開拓が期待できる研究者を指します。
学生の方など、PU課題のみ参加される共同実験者は登録しないでください。PUに選定されたのちに、PU課題の共同実験者の追加として登録していただきます。
[安全に関する記述、対策]:PU課題について記入していただきます。
安全に関する手続きが必要なもの
該当するものがあれば、ポップアップメニューの中から選んでください。
安全に関する手続きを必要とする場合は、別途手続きが必要です。Web申請後、速やかに必要な書類をUser Information ウェブサイトからダウンロードし、利用業務部へ送付してください。なお、書類には利用日、BL名等を記入する欄がありますが、未定の箇所は空欄で結構です。詳細は、SPring-8ホームページより「安全・保安について」をご覧ください。
動物(生きた哺乳類、鳥類、爬虫類)
動物の持ち込みがある場合は、「持込み有」にチェックしてください。(課題が採択されましたら、「動物実験計画書」を提出していただきます。)
必要とする施設の装置、器具
SPring-8ホームページの「ビームライン一覧」で確認した後、記入してください。
測定試料及びその他の物質
施設に持ち込む全ての試料及び物質等について、その名称、形態(形状)、量、性質、使用目的、保存方法及び処理方法、安全対策を入力してください。
「物質名」について:一般名、構造式など(XAFSを測定する場合は組成も)を記入し、略称や頭文字のみの表記は避けてください。CAS番号があるものでも自分で調整したものは「自作」、自分で創製したもので物性値が未知の場合は「創製」と入力してください。
「性質」について:毒物・劇物(毒物及び劇物取締法)、有機溶剤・特定化学物質(労働安全衛生法)、危険物(消防法)等の法令上の性質を記入してください。この3法律の規制を受けない物質は火災や爆発の原因となる「危険性」(爆発性、可燃性、引火性、自然発火性、禁水性、酸化性、自己反応性、等)、人体に障害をもたらす「有害性」(有毒性、腐食性、発ガン性、感染性、放射性、等)、遺伝子組み換え体、ヒト材料、など、できるだけ詳しく入力してください。
入力漏れがある場合は、不採択となる可能性がありますのでご注意ください。
また、入力にあたり、画面解像度によってはこれらの記入欄(フォーム)の幅が小さくなるため、入力しづらいことも考えられます。誤動作や入力ミスを防ぐためにも、あらかじめ表計算ソフト等で下書きを作成し、データを貼り付けることをお勧めします。
※ SPring-8に持ち込まれた試料及び物質等は、全て持ち帰っていただくことになっています。
持ち込む装置、器具
施設に持ち込む全ての装置、器具等について、その名称、仕様、安全対策を入力してください。持ち込み装置、器具等がない場合は、「なし」と入力してください。
自分で作製した装置、器具は「自作」、カタログ品の場合はその旨、付記してください。入力漏れがある場合は、不採択となる可能性がありますのでご注意ください。
※ SPring-8に持ち込まれた物品は、全て持ち帰っていただくことになっています。
[提案理由など]:PU課題について記入していただきます。
提案の種類と提案理由
PU課題の提案理由およびPU課題の5年間の長期にわたる研究計画・目標について、具体的に述べてください。研究分野が多少異なる審査員が読んでも、その提案の重要性が理解できるように、研究の目的や方法等それぞれの項目について具体的に記述してください。
申請に関わる準備状況、これまでに採択された課題との関係、他に申請課題がある場合はその課題との関係、同種実験の経験
PU課題で期待される成果を得るために、これまでに得た研究成果並びに装置、試料の準備状況等を具体的に示してください。これまでに採択された課題との関係があるときは、その課題との関係を記述してください。
本研究に関わる実験責任者の発表論文リスト(SPring-8での結果に*印)と、これまでの研究の進捗状況がわかるように、各論文について2行程度の説明を記述
審査の対象となります。論文リスト(著者名、雑誌名、巻、発行年、ページ)と各論文について、2行程度の説明を記述してください。SPring-8で行った課題の成果を発表した論文には*印を付け、SPring-8で行った課題の進捗がわかるような説明を記述してください。
[実験方法]:PU課題の他に、実験ステーション設備の装置開発および利用者支援について記述していただきます。実験の方法(レイアウト、測定法、検出器、試料の濃度等を明確にする)
2010A期のPU課題の実験方法について、具体的に述べてください。
新しい測定法の場合には、図注)を用いて実験の特徴が明らかになるようにしてください。
注)図のアップロード方法については、こちらをご覧ください。
ビームライン選定の理由
ビームライン選定の理由と供に、当該ビームラインでの装置利用経験と、PU要件としての測定技術の習熟度について述べてください。
使用するエネルギー(波長)又は特性線(例:Pb-L)
PU課題がXAFSの測定の場合は、測定法(透過法、蛍光法それもライトル検出器か半導体検出器-シングル、マルチ、等)、元素、吸収端、試料濃度、試料のマトリックスの種類を必ず記述してください。
研究計画について(装置開発および研究計画)
PUに指定された場合に行っていただく、2010A期の装置開発計画および5年間のPU指定期間中の装置開発計画について詳細に述べてください(PU課題の計画については、「[提案理由など]提案の種類と提案理由」で記述していただきます)。
シフト数の算出根拠
2010A期のPU課題で要求するシフト数の算出根拠を記述してください。
一般ユーザーへの支援内容について
PUに指定された場合に行っていただく、関係分野へのユーザー開拓・分野拡大の提案や、一般ユーザーへの支援内容について具体的に述べてください。
[構造解析の対象](申請形式の選択ページで“蛋白質結晶構造解析”をチェックした場合のみ)
構造解析の対象についての情報
SPring-8での実験について、審査に必要な項目を挙げていますので、漏れなく入力してください。なお、構造解析の対象は3種類までしか記入できないため、欄が不足する場合は利用業務部までお問い合わせください。
入力にあたり、画面解像度によってはこれらの記入欄(フォーム)の幅が小さくなるため、入力しづらいことも考えられます。誤動作や入力ミスを防ぐためにも、あらかじめ下書きファイルをダウンロードしてご利用ください。
補足:“蛋白質結晶構造解析”選択時の『実験方法』記入欄は、ビームライン選定の理由並びにシフト数算出の根拠のみとなります。