大型放射光施設 SPring-8

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2017B 社会・文化利用課題の募集について

本募集は締切りました。

登録施設利用促進機関
公益財団法人高輝度光科学研究センター

 2017B期(2017年10月~2018年2月(予定))における社会・文化利用課題の利用について、以下の要領でご応募ください。
 また、当該案内ページと合わせて、「2017B SPring-8利用研究課題募集要項」もご確認ください。

[目   次]

1.社会・文化利用課題について
2.支援テーマおよび活用例
3.利用時期、対象ビームラインおよびビームタイム割合
4.申請方法
5.応募締切   2017年6月8日(木) 午前10:00 JST(提出完了時刻)
6.申請受理通知
7.審査について
8.審査結果の通知
9.報告書について
10.成果の公開について
11.その他
12.問い合わせ先



1.社会・文化利用課題について

 特定先端大型研究施設の共用の促進に関する法律(共用促進法)の対象であるSPring-8の目的はその共用による科学技術の振興であり、国際競争力の飛躍的な向上につながる研究成果を世界に先んじて創出することが期待されています。これまでに、成果拡大を積極的に図る観点から、卓越した成果の見込まれる分野や、科学技術・産業振興施策に沿った分野を重点領域として設定してきました。さらに上記重点領域の研究活動に加え、国費により整備・運営されるSPring-8においては、利用成果が広く国民に享受され、また、支持される研究活動を推進する観点も極めて重要であることから、SPring-8にて実施される利用研究課題のうち、国民の関心や、社会的要請が高い事項に係る研究を新重点領域として設定し、利用研究の新規性や社会的意義等が、既存の利用分野等に係る利用研究と同列に評価することが困難な利用研究を戦略的に推進します。
 なお、国民の高関心事項のうち、健康長寿等及び産業促進に関わる利用研究は、L3分野(バイオメディカルイメージング、医学研究一般)やI分野(産業利用)の一般課題へご申請ください。本重点課題では、既存の分科会では評価の困難な国民の高関心事項に係るものを対象とします。

2.支援テーマおよび活用例

社会的関心や要請の高い領域として、以下の例を挙げる。
(1)国民生活の安心・安全に関すること
  〈課題・キーワード〉
     1) 環境保全・除染
    2) 防災
    3) 土木
    4) 科学捜査
    5) 食の安全(産地判別技術)
(2)文化的関心に対応すること
  〈課題・キーワード〉
    1) 美術・芸術
    2) 文化財
    3) 考古学
    4) 古生物学(化石等)
    5) 宇宙科学
(3)その他国民の関心の高い科学技術
  〈課題・キーワード〉
    1) 食品科学(農・水・畜産物)
    2) 生活の科学

3.利用時期、対象ビームラインおよびビームタイム割合

 利用時期、募集の対象となるビームライン、シフト数(シフト割合・1シフト=8時間)を以下に示します。なお、運転モードは「2017B SPring-8利用研究課題募集要項」の「1.(3)2017Bのセベラルバンチ運転モード」またはSPring-8ホームページの「セベラルバンチ運転モード対応表」をご参照ください。

(1)利用時期
 2017B期(2017年10月〜2018年2月(予定))にシフトを割り当てます。

(2)対象ビームラインおよびビームタイム割合
 募集の対象となるビームラインおよび1本あたりのビームタイムから供出する割合は以下の表のとおりです。なお、これら32本のビームライン合計で、共用ビームラインが供出する全ユーザータイムの4%に相当するシフトを上限に配分します。
 理研ビームラインにおける供出シフト数は、共用ビームラインに比べ少ないので、ご注意ください。

共用ビームライン

ビームライン ビームタイム
想定割合
BL01B1 XAFS 8%
BL02B1 単結晶構造解析 8%
BL02B2 粉末結晶構造解析 8%
BL04B1 高温高圧 8%
BL04B2 高エネルギーX線回折 8%
BL08W 高エネルギー非弾性散乱 8%
BL09XU 核共鳴散乱 8%
BL10XU 高圧構造物性 8%
BL13XU 表面界面構造解析 8%
BL20B2 医学・イメージングI 8%
BL20XU 医学・イメージングII 8%
BL25SU 軟X線固体分光 8%
BL27SU 軟X線光化学 8%
BL28B2 白色X線回折 8%
BL35XU 高分解能非弾性散乱 8%
BL37XU 分光分析 8%
BL38B1* 構造生物学III 8%
BL39XU 磁性材料 8%
BL40B2 構造生物学II 8%
BL40XU 高フラックス 8%
BL41XU* 構造生物学I 8%
BL43IR 赤外物性 8%
BL47XU 光電子分光・マイクロCT 8%

*申請の際は、「2017B 生命科学/タンパク質結晶構造解析分野の課題の運用について」を必ずご確認ください。

理研ビームライン(応募の前に理研の担当者にお問い合わせください)

ビームライン ビームタイム
想定割合
BL05XU 理研 施設診断ビームラインI 2%
BL17SU 理研 物理科学III 2%
BL19LXU 理研 物理科学II 2%
BL26B1** 理研 構造ゲノムI 8%
BL26B2** 理研 構造ゲノムII 2%
BL29XU 理研 物理科学I 2%
BL32XU** 理研 ターゲットタンパク 2%
BL44B2 理研 物質科学 1%*
BL45XU 理研 構造生物学I 2%

*ビームタイムが3シフトに満たない場合は、3シフトまで配分可能とする。
**申請の際は、「2017B 生命科学/タンパク質結晶構造解析分野の課題の運用について」を必ずご確認ください。

 ご応募の前に、ビームライン・ステーションの整備状況をSPring-8ホームページの「ビームライン一覧」でご確認ください。不明な点はそれぞれのビームライン担当者にお問い合わせください。また、実験目的に適したビームラインが分からない場合は、「12.(2)その他の相談窓口」へご相談ください。

4.申請方法

 Webサイトを利用した電子申請となります。「2017B SPring-8利用研究課題募集要項」をご一読いただき、以下のUser Information Webサイトから申請してください。申請書には社会・文化利用課題の趣旨に沿った記載が求められますので、申請書下書きファイル「社会・文化利用課題、大学院生提案型課題(社会・文化利用)(成果公開)」の指示に沿って申請書を作成してください。課題申請を行うにあたり、測定手法やビームラインの選択、シフト数等の技術的事項についてご不明な点がありましたら、「12.(2)その他の相談窓口」へご相談ください。

♦ User Information Webサイト(UIサイト): http://user.spring8.or.jp/
トップページ>ログイン>課題申請/利用計画書>新規作成

 重点研究課題→重点領域課題→社会・文化利用課題から申請してください。なお、大学院生(課題実行時に博士後期課程の大学院生のみ)は、大学院生提案型課題(社会・文化利用)から申請してください。また、当該ページと合わせて、「2017B 大学院生提案型課題(旧名:萌芽的研究支援課題)の募集について」もご確認ください。
 入力項目は一般課題の申請に必要な項目に加えて、「提案理由など」の『提案の種類と提案理由』欄に「社会的意義や国民の興味・関心が高いことを示す具体的な事例、社会状況等」について記述してください。

[重複申請について(重要)]
 一般課題および他の重点課題(産業新分野支援課題)への重複申請はできません。社会・文化利用課題として不採択となった場合は、自動的に一般課題として改めて審査されます。
 なお、大学院生が申請する場合も他の課題への重複申請はできません。「大学院生提案型課題(社会・文化利用)」(旧名:萌芽的研究支援課題(社会・文化利用))で不採択となった場合は、自動的に通常の大学院生提案型課題(旧名:萌芽的研究支援課題)として改めて審査されます。

[生命科学(L1)/タンパク質結晶構造解析分野へ申請の際の注意]
 2015A期より、SPring-8共用タンパク質結晶構造解析ビームライン(BL41XU、BL38B1、BL32XU、BL26B1/B2)における生命科学(L1)/タンパク質結晶構造解析分野の一般課題および大学院生提案型課題(旧名:萌芽的研究支援課題)について、シフト配分や利用日調整等の運用方法が変わりました。L1分野で申請された社会・文化利用課題/大学院生提案型課題(社会・文化利用)が重点課題として不採択となり一般課題/大学院生提案型課題(旧名:萌芽的研究支援課題)で採択された場合は、前述の新しい運用方法が適用されます。詳細については、「2017B生命科学/タンパク質結晶構造解析分野の課題の運用について」をご確認ください。

5.応募締切

      2017年6月8日(木) 午前10:00 JST(提出完了時刻)

 電子申請システムの動作確認はしておりますが、予期せぬ動作不良等の発生も考えられます。申請書の作成(入力)は時間的余裕をもって行っていただきますようお願いいたします。Web入力に問題がある場合は「12.(1)課題Web申請について」へ連絡してください。応募締切時刻までに連絡を受けた場合のみ別途送信方法のご相談に応じます。

6.申請受理通知

 申請が完了すれば、受理通知と申請者控え用の誓約事項のPDFファイルがメールで送られます。
 メールが届かない場合は申請が受理されていない可能性がありますので、以下のとおり確認してください。

1) 申請課題が UIサイト(トップページ>ログイン>課題申請/利用計画書)の「提出済」に表示されていない場合
 →受理されていません。もう一度申請課題の「提出」操作を行ってください。
2) 申請課題が UIサイト(トップページ>ログイン>課題申請/利用計画書)の「提出済」に表示されている場合
 →受理されています。ユーザー登録内容が正しいにもかかわらずメールが不着となっている場合は、「12.(1)課題Web申請について」にお問い合わせください。

7.審査について

審査は以下の観点に重点を置いて実施します。

(i)科学技術的妥当性
特に、社会的意義および社会経済への寄与度

(ii)研究手段としてのSPring-8の必要性

(iii)実験内容の技術的な実施可能性

(iv)実験内容の安全性および倫理性

8.審査結果の通知

 審査結果は、申請者に対して、2017年8月下旬に文書にて通知します。

9.報告書について

 利用研究課題終了後60日以内に、所定の利用課題実験報告書をJASRIに提出していただきます。JASRIでは、2017B期ユーザータイム終了後60日目から2週間後に当該報告書をWeb公開します。利用課題実験報告書の詳細につきましては、以下のUIサイトをご参照ください。

♦「利用課題実験報告書/Experiment Summary Report(2011B期より)

10.成果の公開について

 利用研究成果として、査読付論文(査読付プロシーディングス、博士学位論文を含む)、財団が査読したSPring-8/SACLA利用研究成果集または財団が認定した公開技術報告書を課題の実施期終了後3年以内に公開するとともに、財団のデータベースへ登録してください。また、公開した論文等の成果物には課題番号を明記し「SPring-8を利用した結果である」ことを記述してください。
 論文登録および成果の公開に関する詳細につきましては、以下のUIサイトからお願いします。

UIサイト(論文発表等登録)
(トップページ>マイページにログイン>申請/報告>論文発表等登録)

UIサイト(成果公表)

11.その他

(1)消耗品の実費負担については、「2017B SPring-8利用研究課題募集要項」の「4.利用にかかる料金等について」をご参照ください。

(2)次回(2018A期)の応募締切
次回利用期間(2018A期)分の募集の締め切りは2017年12月上旬の予定です。

(3)SACLA、J-PARC MLFまたは「京」との連携利用について
2014A期より、放射光施設(SPring-8)と、中性子施設(J-PARC MLF) またはスーパーコンピュータ(京)を連携して利用することを前提とした申請も受け付けています。2017A期より、X線自由電子レーザー施設SACLAが新たに連携利用対象施設に追加されました。詳細につきましては、「2017B SPring-8における“SACLA、J-PARC MLFまたは「京」と連携した利用を行う課題”の募集について」をご確認ください。

12.問い合わせ先

(1)課題Web申請について
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1
公益財団法人   高輝度光科学研究センター  利用推進部 共用推進課
TEL:0791-58-0961 FAX:0791-58-0965
E-mail:sp8jasri@spring8.or.jp

(2)その他の相談窓口
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1
公益財団法人   高輝度光科学研究センター  利用研究促進部門
コーディネーター 八木直人
TEL:0791-58-0908
E-mail:yagi@spring8.or.jp

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