大型放射光施設 SPring-8

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2019B SPring-8利用研究課題募集要項

本募集は締切りました。

登録施設利用促進機関
公益財団法人高輝度光科学研究センター

 SPring-8利用研究課題の申請をお考えの方は、申請の前に下記をご確認ください。

 特記事項  
・2019B期から、海外機関に所属する実験責任者による成果非専有利用の一般課題等への財団からの消耗品実費負担の支援は終了いたします。また海外の大学に所属する方からの大学院生提案型課題についても、財団からの旅費および消耗品実費負担の支援は終了となります。これらの費用については、実験責任者に負担していただきます。
・昨今のヘリウム供給に関する国際情勢により、液体ヘリウムやヘリウムガスを財団から安定的に供給できない可能性がありますので、ご承知おきのほどよろしくお願いいたします。
・BL38B1においては、BL改造工事のため2019B期の課題募集はありません。

 注意  各ビームラインに設置している実験装置の入替等により利用できる実験装置に変更がある場合や、ビームライン担当者との事前打合せが必須となっている場合がありますので、必ず申請の前にビームライン概要一覧をご確認ください。

[目次]

1.特記事項
(1)2019B期提供シフト:294シフト(予定)
(2)SPring-8におけるSACLA、J-PARC MLFまたは「京」との連携利用に係る取組について
(3)2019B期のセベラルバンチ運転モード
(4)2019B期締切
(5)BL38B1の改造工事について
2.募集する課題の種類と利用できるビームライン
3.課題申請に必要な手続き
(1)課題申請
(2)ユーザー登録(未登録の方のみ)
(3)申請書作成上のお願い
4.利用にかかる料金等について
(1)ビーム使用料について
(2)成果公開優先利用料について
(3)消耗品の実費負担について
5.その他
(1)SPring-8への放射線作業従事者登録について
(2)単独実験・作業の禁止
(3)装置の故障、災害発生時および伝染病発生時の措置
(4)損害保険の加入および賠償責任について
6.ビームライン別課題募集一覧
7.ビームライン概要一覧
8.問い合わせ先



1.特記事項

(1)2019B期提供シフト
2019B期提供シフトは、294シフトを予定しております。

(2)SPring-8におけるSACLA、J-PARC MLFまたは「京」との連携利用に係る取組について
放射光施設(SPring-8)を、中性子施設(J-PARC MLF)またはスーパーコンピュータ(京)と連携して利用することにより、それぞれを単独で利用するより優れた成果が効果的に創出されうる研究を促進するため、2014A期よりこれら施設との連携利用を促進する利用研究課題を下記の課題種を対象として募集しています。2017A期より、X線自由電子レーザー施設SACLAが新たに連携利用対象施設に追加されました。募集の詳細につきましては、「2019B SPring-8における“SACLA、J-PARC MLFまたは「京」と連携した利用を行う課題”の募集について」をご確認ください。

1)対象課題種
・一般課題(成果非専有利用に限る)
・大学院生提案型課題
・放射光施設横断産業利用課題
・先進技術活用による産業応用課題

2)対象ビームライン
表3に示します(表中の“★”に該当します)。

(3)2019B期のセベラルバンチ運転モード
 2019B期は、下記の運転モードを予定しています。運転モードの希望がある場合は、課題申請時に選択してください。また、第1希望とその他の希望のフィリングでは、どの程度効率が違うかを申請書「その他」欄に記述してください。

Aモード:203bunches
Bモード:4-bunch train×84
Cモード:11-bunch train×29
Fモード:1/14-filling + 12 bunches
Gモード:4/58-filling + 53 bunches
Hモード:11/29-filling + 1 bunch

但し、加速器の状況によっては上記バンチモードでの運転が難しい場合もあります。

運転モードの詳細は、SPring-8ホームページの「セベラルバンチ運転モード対応表」でご確認ください。

*上記のFおよびGモードはB期(2019B、2020B…)のみ運転します。A期(2020A、2021A…)はFおよびGモードの代わりにDモード(1/7-filling + 5 bunches)およびEモード(2/29-filling + 26 bunches)の運転を予定しています。

(4)2019B期締切

成果公開優先利用課題:

2019年6月6日(木)
 午前10:00 JST(提出完了時刻)
同意書、研究目的と研究計画のコピー、放射光利用の関連箇所説明書 郵送期限:2019年6月13日(木)必着

一般課題、大学院生提案型課題、放射光施設横断産業利用課題、先進技術活用による産業応用課題:

2019年6月20日(木)
 午前10:00 JST(提出完了時刻)
大学院生提案型課題の誓約書および一般(成果専有)課題の同意書 郵送期限:2019年6月27日(木)必着

(5)BL38B1の改造工事について
BL38B1において、2019A期に引き続きビームラインの改造工事が計画されているため、当該BLにおいては2019B期の課題募集は行いません。

2.募集する課題の種類と利用できるビームライン

 SPring-8の利用には、大きく分けて、成果専有利用成果非専有利用の2つの利用形態があります。成果専有利用では、成果公開の義務がない代わりに、利用時間に応じたビーム使用料が課せられます。成果非専有利用では、論文等により研究成果を公表していただくかわりにビーム使用料は免除となります。学生(課題実行時に博士後期課程の大学院生)の方は、大学院生提案型課題のみ申請可能です。詳細は、「2019B大学院生提案型課題の募集について」の「2.応募資格」をご参照ください。共同実験者としての参加は学年を問いません。2019B期に募集する課題は表1に示すとおりです。詳細は各課題募集案内をご覧ください。
  また、利用可能なビームラインの概要を「7. ビームライン概要一覧」および「ビームライン一覧」に紹介しています。

表1  2019B期募集課題一覧

課題種 特徴 審査 成果専有 2019B応募締め切り
一般課題 放射光を利用した一般的な研究全般を対象とする課題。一部BLでB期から始まる1年課題の運用あり。 年2回*

2019年6月20日(木)
午前10:00 JST

放射光施設横断産業利用課題 SPring-8以外の国内放射光施設での実験結果を踏まえ、SPring-8での測定によって有用な知見が得られることが期待される産業分野の課題。 年6回 不可
先進技術活用による産業応用課題 産業応用を志向するユーザーが利用経験がない測定技術を新たに利活用することによって、高度な課題解決および新たな利用ニーズの発掘を推進する産業利用分野の課題。 年2回 不可
大学院生提案型課題 将来の放射光研究を担う人材の育成を図ることを目的とし、大学院生が主体的に立案、提案、遂行することを奨励する課題。一部BLを除きB期から始まる1年課題の運用あり。 年2回* 不可
成果公開優先利用課題 国内で公開された形で明確な審査を行う競争的資金を得た者が申請可能な有償利用(優先利用料)。 年2回* 不可

2019年6月6日(木)
午前10:00 JST

* 産業利用に特化したビームラインにおいては年6回

3.課題申請に必要な手続き

(1)課題申請
課題申請はWebサイトを利用した電子申請により行います。申請方法の詳細は、下記をご参照ください。また、下書きファイルをご用意しておりますので、ご利用ください。

User Information Webサイト(UIサイト):http://user.spring8.or.jp/
トップページ>ログイン>課題申請/利用計画書>新規作成

 なお、課題申請時は、ログインユーザー名で実験責任者登録されるため、代理で課題申請書を作成する場合は、実験責任者のユーザーカード番号でログインし、作業する必要があります。その場合、実験責任者が責任を持ってアカウントやパスワードを管理してください。

(2)ユーザー登録(未登録の方のみ)
 課題申請時にユーザーカード番号とパスワードが必要となるため、申請前にUIサイトにてユーザー登録を行ってください。
 注)申請者(実験責任者)だけでなく、課題申請時に共同実験者として登録される方もユーザー登録が必要です。ユーザー登録情報は、採否通知の送付等の各種ご連絡に使用しますので、既登録者の方も登録内容をご確認の上、情報の更新をお願いいたします。

(3)申請書作成上のお願い
 詳しい入力方法については、UIサイトの「課題申請」をご参照ください。

[希望シフトについて]
 基本的に3シフト単位(1シフト=8時間)でビームタイムの配分が行われます。ただし、BL41XUおよびBL45XUでは0.25シフト、BL26B1/B2では1シフト、BL32XUでは1.5シフトが最小配分シフトとなります。
 シフト数の算出をする際の不明な点はSPring-8ホームページに記載されているビームライン担当者までお問い合わせください。

[申請形式(新規/一年(B期のみ))について]
 SPring-8の課題は6カ月の間に実行できる範囲の具体的な内容で申請してください。B期から始まりA期にもシフト配分を行う1年課題(一部BLの一般課題および大学院生提案型課題のみ対象、B期のみ募集)への申請は「一年(B期のみ)」を選択してください。

[実験責任者について]
 実験の実施全体に対してSPring-8の現場で責任を持つことが出来る人が実験責任者となってください。
 なお、研究自体の責任者とSPring-8利用に係る実験責任者は、必ずしも同一者である必要はありません。また、SPring-8利用成果論文等のFirst Authorと当該実験責任者は別とお考えください。

[複数のビームラインへの利用申請について]
 同一の実験責任者が複数のビームラインを利用する場合は、ビームライン毎に申請してください。科学的意義の書き方が同じでも、複数のビームラインでの実験が必要な内容であると認められる場合には、審査で不利に扱われることはありません。

[本申請に関わるこれまでの成果について]
 成果発表リストとその概要は必ずご記入ください。最近のものから順にスペースの範囲に書き込める内容をご記入ください。

[高圧ガス容器持込み実験について]
 高圧ガス容器を持ち込む場合は、必ず「安全に対する記述、対策」>「安全に関する手続きが必要なもの」>「高圧ガス容器持込み実験」にチェックをし、「測定試料及びその他の物質」欄へ物質名・持込量等を正確にご記載ください。申請書に記載が無く、採択後新たに持込む場合は、高圧ガス保安法に関する行政手続きの過程において、持込みが制限される可能性がありますのでご注意ください。

[運転モードについて]
 運転モードの詳細はUIサイトの「運転モードについて」をご参照ください。

4.利用にかかる料金等について

以下に課題種毎の利用料金と消耗品実費負担の金額を示します。

<表2 利用料金表>

表2 利用料金表

(1)ビーム使用料について

成果非専有課題(成果公開):免除
*課題実施期終了後3年以内に査読付論文等を発表し、JASRIに登録していただくことで、成果が公開されたとみなします。詳細につきましては、UIサイトの「成果公表」をご参照ください。

成果専有課題(成果非公開): 有料
・通常利用(一般課題):1シフト(8時間)あたり480,000円、1時間あたり60,000円(ビーム使用料、税込)
 定期公募(年2回)で募集し、成果非専有課題と同時に応募を締め切ります。
・時期指定利用:1シフト(8時間)あたり720,000円、1時間あたり90,000円(ビーム使用料+割増料金、税込)
 随時申し込み可能で、速やかに審査が行われます。利用可能な時期については、予め利用予定のビームラインの担当者にご相談ください。

成果専有利用料金についての詳細は、「成果専有利用料金のお知らせ」でご確認ください。

(2)成果公開優先利用料について

成果公開優先利用課題*の優先利用料は以下の通りです。
優先利用料金:1シフト(8時間)あたり131,000円、1時間あたり16,375円(税込)
*競争的資金の獲得等により一定の科学技術的妥当性の評価を得た成果を公開する課題。SPring-8の必要性、倫理性(平和目的限定等)、実施可能性及び安全性の審査を経て利用できます。

(3)消耗品の実費負担について

利用実験において実験ハッチにて使用する消耗品の実費(定額分と従量分に分類)について、共用ビームタイムを利用する全ての利用者にご負担いただいています。

定額分*:1シフト(8時間)あたり10,720 円、1時間あたり1,340円(利用者別に分割できない損耗品費相当、税込)
 配分シフトが時間単位の課題の定額分料金は時間単位となります。
従量分*:使用に応じて算定(液体ヘリウム)

* 2019年9月30日までのビームタイムにおいては、定額分:1シフト(8時間)あたり10,560円、1時間あたり1,320円とし、従量分については消費税8%を適用

なお、2019B期からJASRIによる、外国の機関に所属する実験責任者による成果非専有利用の一般課題等の消耗品実費支援は終了いたします。また外国の大学に所属する方からの大学院生提案型課題についてもJASRIからの旅費および消耗品実費支援は終了となります。これらの費用については、実験責任者に負担していただきます。国内の大学に所属する方からの大学院生提案型課題につきましては、予算の範囲内で消耗品費(定額分+従量分)の支援をしますが、従量分を大量に使用される場合は支援できない場合があります。

消耗品の実費負担についての詳細は、UIサイトの「消耗品実費負担制度」をご覧ください。

5.その他

(1) SPring-8への放射線作業従事者登録について
放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律(法律第百六十七号)に従い、SPring-8 の放射光を利用される方は放射線業務従事者登録が必要です。詳細につきましては、UIサイトの「提出書類詳細」 をご確認ください。

(2) 単独実験・作業の禁止
安全上の観点から原則として単独でのご利用はお断りしております。共同実験者を募って申請(実施)してください。

(3) 装置の故障、災害発生時および伝染病発生時の措置
状況によって、採択時のビームタイムを実行できない場合があります。その場合、ビームタイムの補償はできないことをあらかじめご了承ください。

(4) 損害保険の加入および賠償責任について
利用実験実施等に際し、不慮の事故に備えて傷害保険及び賠償責任保険又はこれらと同等の保険に加入するとともに、共同実験者が学生の場合は、これら保険に加入していることを確認していただく必要があります。また、故意又は重大な過失によってSPring-8及びそれに附属する施設、設備並びに物品その他に損害を及ぼしたときは、損害の全部又は一部を賠償していただきます。あらかじめご了承ください。

6.ビームライン別課題募集一覧

 今回ビームラインごとに募集している課題の一覧を表3に設けました。申請時にご活用ください。

<表3 2019B ビームライン別募集課題一覧>

表3 2019B ビームライン別募集課題一覧

7.ビームライン概要一覧

 各募集対象ビームラインの研究分野および利用可能な実験ステーション/装置等を表4に示します。実験ステーションの整備状況は、SPring-8ホームページの「ビームライン一覧」でも提供しています。不明な点はそれぞれのビームライン担当者にお問い合わせください。

 表4 ビームライン概要

8.問い合わせ先

〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1
公益財団法人   高輝度光科学研究センター   利用推進部 共用推進課
TEL:0791-58-0961
FAX:0791-58-0965
E-mail:sp8jasri@spring8.or.jp

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