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平成17年度評議員会・幹事会議事録

平成17年度

平成17年度第3回拡大世話人会・代表者会議
日 時: 平成18年3月7日(火) 15:30〜17:30
場 所: SPring-8中央管理棟講堂
議 題:
1.坂田会長より、評議員会報告があり、まず新評議員と新幹事の紹介があった。また、組織改編で利用促進委員会を設置され、それに伴う細則の改正がなされた。利用促進委員会の委員長に松原英一郎氏(京大)、副委員長に高原 淳氏(九大)が会長より任命され、承認された。

2.坂田会長より、研究会の仮申請が28件あったことが報告された。各研究会の仮申請書が回収資料として提示された。

3.利用促進委員会の分野について、その趣旨と内容が松原委員長より説明された。本申請のための暫定的な分野を、「先端科学開拓」「エネルギー・環境」「イメージング」「バイオ・ソフトマター」「情報・磁性デバイス」「ポリマーサイエンス」「地球惑星科学」「安全・安心社会構築」「新産業育成」とした。

4.今後の日程について、坂井次期会長から説明があった。本申請の締め切りを平成18年3月31日とする。次期会長は利用促進委員会委員長と協議の上、4月中に関連研究会からの推薦を受けた分野担当者を任命する。5月上旬に評議員会でこれらの研究会を承認し、評議員側の利用促進委員の選出を行う。その後、第一回利用促進委員会を開催する。またそれを受けて研究会承認通知を5月中に送付し、6月に研究会より2ヶ年活動計画案を提出する予定である。

5.利用者懇談会のホームページの移転
  http://www.spring8.or.jp/ext/ja/sus/

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平成17年度第14回SPring-8利用者懇談会総会
日 時: 平成17年11月17日(水)
場 所: SPring-8普及棟講堂
議 題:
1.会長挨拶

2.所長挨拶

3.利用者懇談会の組織改革について
会長より下記の説明があった。
今後、1)会長を直接選挙で選出する、2)評議員を選挙で選出する、3)利用促進委員会を新設する、4)研究会をその下に設置する
などの大きな改革を行い、来年度からは新体制で利用者懇談会を運営する。
前日に開催された運営委員会で、細則の第3章(会長の選出)、第4章(評議員の選出)の改訂が承認されたので、新しい細則に記載されている方法で、新会長と新評議員の選挙を行う。
ここで、JASRIの委員会の任期と同期させるために、新体制の最初の会長の任期を3年とする。

4.規約改正について
この利用墾の改革にあたり規約の中で改訂が必要な箇所が出てきた。
それについて説明があり、規約改正に関して以下が承認された。
・現行の運営委員を新体制では評議員と改称する。
・第18条の文章の中で、「各種実行委員会」を「委員会」に、「細則に基づき、本会に各種実行委員会を設けることができる。」を「本会に各種委員会を設けることができる。」に変更した。またその詳細は、細則に定める。
・第28条の中で、「本会の実行に必要な」を「本会の活動に必要な」に変更した。

5.平成16年度の予算・決算、平成17年度予算
田村会計幹事より、平成16年度の予算・決算の報告があった。
平成16年度はSG活動があまり活発でなかったため、繰越金が400万円程度になるが、今後、新体制へ移行する際の有効活用を期待する。
次いで、平成17年度の予算(収入・支出)の説明があった。

6.平成17年度行事について
伊藤行事幹事より第9回SPring-8シンポジウムの実行委員会について説明があった。
難波行事幹事より2006年1月7日の放射光学会合同大会において、拡大評議委員会が開催されるという報告があった。

平成17年度第2回運営委員会
日 時: 平成17年11月16日(水)16:00から17:30まで
場 所: SPring-8中央管理棟特別会議室
出席者: 坂田誠、高田昌樹、並河一道、松井純爾、篭島靖、黒岩芳弘、鳥海幸四郎、早川慎二郎、宮原恒あき、久保田佳基、沼子千弥
議 題:
1.入会者と退会者の確認をした。

2.利用者懇談会組織改革案について説明があった。

3.会則と細則の規約改正について
坂田会長から説明があり、細則の第3章(会長の選出手続)と第4章(評議員の選出手続)の改訂案が認められた。
総会において会則改定を提案し、承認された後に、細則の第3章と第4章の条項に従い会長・評議員選挙の手続きを開始し、2006年4月から新体制に移行することが確認された。

4.今後の予定ついて
以下の手続きで新会長選挙と新体制への移行の手続きを行う
11月 総会で会長候補者に関するアナウンスをする 
12月 候補者の推薦締め切り、会長ならびに評議員選挙
1月  新会長立ち会いのもと評議員会において細則の改訂を行う 

5.会計
田村会計幹事より平成16年度の予算と決算の説明があり、これを承認した。
平成17年度の予算と決算を承認した。
これらを総会において報告することを確認した。
これまではSG会合が活発に行われていなかったが、新体制で繰越金を有効活用することを期待するとのコメントがあった。

6.その他
研究会をSPring-8以外の場所で開催する事に関する議論が行われた。この件については、新体制で引き続き議論し、利用促進委員会の中でも検討を行うこととした。
10/1に理化学研究所の中に、放射光科学研究センターが発足し、SPring-8の運営は理研とJASRIの2社体制になったとの報告があった。
調査の結果、SPring-8の共用ビームラインの論文数は多く、ESRFと比較しても遜色なく努力しているという結果が出てきた。また、総合科学技術会議のヒアリングで、SPring-8の運営体制の構築の施策の優先順位がAとされた旨の報告があった。

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平成17年度第4回幹事会
日 時: 平成17年11月16日(水) 15:00から16:00まで
場 所: SPring-8中央管理棟特別会議室
出席者: 坂田誠、黒岩芳弘、沼子千弥、田村剛三郎、伊藤正久、久保田佳基
議 題:
1.規約改正について 詳細は運営委員会議事録を参照
2.運営委員会に向けての打ち合わせ 詳細は運営委員会議事録を参照
3.その他  詳細は運営委員会議事録を参照


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平成17年度第2回拡大世話人会
日 時: 平成17年8月3日(水) 13:30〜15:30
場 所: SPring-8中央管理棟講堂
出席者: 田中良和、沼子千弥、鳥海幸四郎、藤島聡、雨宮慶幸、松浦良樹、並河一道、BARON Alfred、佐藤衛、馬越健次、臼杵毅、野田幸男、黒岩芳弘、久保田佳基、篭島靖、田村剛三郎、江村修一、飯田敏、坂田誠、廣瀬敬、佐多永吉、七尾進、宮原恒あき、曽田一雄、服部健雄、森本幸生、鍛冶東海、安藤正海、森嘉久、小林寿夫、細川伸也、金島岳、尾関智二、小泉昭久、川面澄、櫻井吉晴、大高理、舟越賢一、瀬戸誠、三井隆也、内海渉、為則雄佑、松井純爾、木原裕、坂井信彦
議 題:
1.坂田会長から、今回の拡大世話人会の趣旨説明があった。

2.消耗品の実費負担について
JASRI大野英雄氏より、SPring-8共同利用実験における消耗品の実費負担について説明があった。
2年前から課金問題ということで様々な議論があったが、ビームに対する課金については各界のアピール等の成果もあり、今回は文科省はこれを徴収しないこととした。しかし、消耗品の実費負担については理化学研究所の理事会で決定され、定額分と重量分という2つの形で徴収することになった。実際の徴収方法については、2006年5月までに決定される予定である。この消耗品とは、液体窒素や通信料など実験ハッチの周辺に関わるものに限定される。タンパク3000、ナノテク、パワーユーザー、萌芽的研究の採択を受けているグループや学生など、消耗品の実費負担の対象外になるユーザーも設定する予定である。また、新たに大型の競争的資金を獲得したユーザーが優先的に利用できる新しい課題枠を創設する。

3.2005B期の課題選定について
JASRI寿榮松宏仁氏より説明があった。
文部科学省の研究環境産業連携課がマシンタイムの25%分を買い取り、その分を戦略活用枠として産業部門を主に配分することとなった。一般課題は諮問委員会の下の利用研究課題選定委員会(PRC)で審査を行っているが、この戦略活用枠については、SPring-8戦略活用プログラム選定委員会により独立して選定され、そのうち90%が戦略活用産業利用分科会、10%が戦略活用学術利用分科会に振り分けられた。2005B期は全体で964の応募があり615の課題が採択され、この戦略活用枠においては、183件(産:121、学:62)の応募に対して採択が117件(産:100、学:17)となった。カテゴリーにより採択率に大きな違いが出る結果となった。また、今回の2005B期については、従来の7ヶ月分を半年のビームタイム押し込んだような形になってしまった。このように、一般課題の利用時間が限られてしまったことから、課題審査にも大きな問題が生じてきた。今後は、課題選定に伴う状況の変化にユーザーが対応できるよう、利用墾から情報を流せるようにしたらという意見も出た。

4.SPring-8利用者懇談会の組織改革案について
坂田会長からこれまでの経緯と新たな提案が行われた。
前案をたたき台として提案し、幹事会や世話人会等を通じて会員の意見を集めてきた結果、まず、常に利用促進を行うための常置委員会として、新たに評議員会と利用促進委員会を設置すること、また、学会の分科会的な組織として実験技術サブグループを設置してはと言う提案がされた。
これに対して、どのように利用墾の組織を位置づけるか、どのような活動を想定するのか、学会とどのように差別化するのかなど、様々な討論がおこなわれた。その中で、活動単位は現行のユーザーグループと同様に置いて、それを支援・掌握するようなシステムとして利用促進委員会を位置づけたらいいのではないかという意見が出た。

5.その他
今回の主要な2件の議題について、活発な意見交換が行われた。

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平成17年度第3回幹事会
日 時: 平成17年8月3日(水) 13:00〜13:30
場 所: SPring-8中央管理棟講堂
出席者: 坂田誠、黒岩芳弘、沼子千弥、田村剛三郎、鳥海幸四郎、篭島靖、久保田佳基、雨宮慶幸、坂井信彦
事務局: 的場徹、牧田知子、平野志津
議 題:
1.拡大世話人会の趣旨について、坂田会長より説明があった。内容は、拡大世話人会議事録を参照。
2.消耗品の実費負担について 内容は、拡大世話人会議事録を参照。
3.2005Bの課題選定について 内容は、拡大世話人会議事録を参照。
4.利用墾の組織改革について 内容は、拡大世話人会議事録を参照。
5.黒岩幹事より、SPring-8シンポの計画について説明があった。
昨年開催されたSPring-8シンポのナイトセッションは、本年度は日程の関係で設定されず、その代わりSGの研究成果は2時間程度の会合で公開してもらうこととする。
6.鳥海幹事より、SPring-8の利用者情報に利用墾の情報を掲載する提案があった。

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平成17年度第1回拡大世話人会議事録
日 時: 2005年5月23日(月) 13:30〜16:00
場 所: SPring-8中央管理棟講堂
出席者: 飯田敏, 伊藤敦, 伊藤正久,乾雅祝, 宇田川康夫, 篭島靖,鍛冶東海, 金島岳, 勝矢良雄, 久保田佳基,黒岩芳弘,下條竜夫, 小泉昭久, 坂井信彦,坂田誠,櫻井吉晴, 佐多永吉, 佐藤衛, 瀬戸誠, 曽田一雄, 田村剛三郎,月原冨武, 鳥海幸四郎, 長岡伸一, 中川敦史, 並河一道, 難波孝夫,野田幸男, 平谷篤也, 馬越健次, 松井純爾, 三井隆也, 村上洋一, 森嘉久, 渡辺巌
オブザーバー: 下村理
事務局: 服部幹雄, 的場徹,牧田知子,平野志津
資 料: ・SPring-8利用者懇談会の改革についての私見
・SPring-8利用者懇談会の改革案
・H17-18利用者懇談会幹事名簿
・H17-18利用者懇談会運営委員名簿
議 題:
1.SPring-8利用者懇談会 組織改革案について
 始めに坂田会長から経緯説明があった。SPring-8は建設期から本格的利用期に入り,従来のSG中心の組織から,サイエンスを中心としたユーザー中心の組織になっていくのが望ましいと考えられる。そして,分野間の横断的活動を容易なものにし,さらに施設と連携して,外部資金獲得に向けて核となれるような組織の中心として利用委員会をおく。(資料参照)

以下,討論の概要を箇条書きにまとめる
・利用委員会のイメージがわかない,利用委員会の役割は何か?
現状では全体がフラットでBL個別の問題で動いている。個別に提案するのではなく,分科会の長やJASRIのグループリーダーが連携して主導的にサイエンスを取り仕切っていくことを期待している。
・分科会をJASRIのグループと結び付けているところに無理があるのではないか?
 利用委員会はサイエンスを行い,JASRIとのつながりは運営委員会の役割ではないか?
SG・研究会の代表が,サイエンスの将来的・戦略的ビジョンを横断的に検討できる組織が必要であり,それが利用委員会である。その場合,施設抜きに議論はできないと考えられ,施設とユーザーのパイプ役は必要である。このような役割から考えて,名称は「利用委員会」ではなく「代表世話人会」の方が適切と考えられる。
・利用懇の組織としてはBL高度化の役割は残る。現在のBL-SG・研究会単位あるいはその共同グループでも,または利用懇を分科会に分けても,原案と同じ活動はできるのではないかとの意見もあった。
・利用委員会(分科会)と研究会はどちらが先に作られるのか?
まず研究会を公募で作り,それらに見合った分科会を作る。という意見と,分科会が先にあるべきで,研究会はアップトゥデイトなものである,という意見の両方があった。

以上のように利用委員会のことを中心に様々な議論がされたが,利用委員会の位置付けや機能を明確にしなければならないと考えられる。今後さらにユーザーからの意見を集め,改革案をよく練り,9月〜10月に再度拡大世話人会を開催する予定である。そして,SPring-8シンポジウム(11月17日〜18日)の総会で決定にもっていきたいとの説明があった。

2.SPring-8における先端大型研究施設戦略活用プログラムについて
 坂田会長から概要説明の後,質疑が行われた。
従来は一般課題採択が全ビームタイムの50%を切らないことになっているが,このプログラムでは20〜80%とあり,一般課題の採択が極めて難しくなると予想される。 JASRI側は,極めて見通しの立ちにくい状況であるが,各BLのビームタイムの縛りはなく,全体で枠が決められているので,現状では,基本的には各BLに20%ずつ割り振り,募集の結果を見て調整する方針である。課題採択はナノテク,タンパク3000と同様な形態でJASRIに委託される。

3.SPring-8利用料金問題について
 詳細は何も決まっていない。文部科学省と財務省との調整中とのことで,来年度予算決定と同時に明らかになる。

4.今年度のSG・研究会活動等について
・SG会合予算について
予算は例年並で,全体で700万円程度,1グループあたり平均20万円程度となる。
・SPring-8シンポジウムの日程
11月17日〜18日の2日間。今回もSG・研究会のナイトセッションを行う予定である。

5.その他
・一般課題の申請について
2005B期からWebで申請となるが,初めての試みなので早めに申請手続きをしていただきたい旨JASRIから説明があった。

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平成17年度第1回幹事会・運営委員会
日 時: 平成16年4月4日(月) 13:30〜15:30
場 所: SPring-8中央管理棟講堂
出席者: 坂田 誠、沼子千弥、佐々木 聡、宮原恒あき、田村剛三郎、渡辺 巌、坂井信彦、鳥海幸四郎、黒岩芳弘、菅滋正、篭島 靖、並河一道、中川敦史、上原康
事務局: 服部幹雄、的場 徹、牧田知子、平野志津
議 題:
1.新運営委員の確認
運営委員選挙の結果、雨宮慶幸、坂田 誠、高田昌樹、月原冨武、並河一道、
野田幸男、松井純爾、圓山 裕、村上洋一、渡辺 巌(敬称略)の10名が新運営委員
に選出されたことが報告された。

2.会長の選出について
今年度、坂田会長が続投し、利用墾の改革および規約改正など新体制に移行するまでの
作業を推進することが承認された。

3.幹事の選出について
坂田会長より、黒岩利用幹事が庶務幹事に移行する以外は、昨年度と同じ幹事の構成で
今年度も運営を行うことが報告された。

4.平成17年度の活動方針
まず、通常通り、放射光学会合同シンポジウムとSPring-8シンポジウムについて、
運営幹事が運営を担当する。
本年度は従来ならばSGと研究会の更新時期に相当するが、来年度、新体制への移行する
ことになるので、それまでは現状のままで利用墾を運用することになり、例外的ではあるが
更新手続きなしで継続することとした。
新体制に移行する際に必要な規約の改正案については、今後会長と幹事との間で検討を行う
こととなった。

5.ユーザーミーティングの報告
鳥海実行委員長より、2005年3月15日(火)〜16日(水)に行われた「春のユーザーミーティング」
の報告があった。参加者は124名になり、活発な議論が交わされたこと、また次は、
放射光ユーザーだけでなく、これから放射光を利用する可能性のある方々も参加できるような
形にしてはどうか、という意見があった。

6.その他
2005年1月7日〜3月末までのSPring-8利用懇の退会者を確認した。
H16年度の予算の執行状況について事務局から説明があった。
5月に拡大世話人会を開催することとした。

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