コンクリート空隙構造の観察
利用事例本文
X線CTは,コンクリートの空隙構造観察の唯一の手段である.コンクリートに含まれるセメント部分は多孔質で,その空隙がコンクリート品質を劣化させる化学成分の侵入と溶出の経路と推定されている.X線CTは,空隙を3次元的に非破壊で直接観察する初めての手段である.左の図は,普通ポルトランドセメント組織の断面図である.黒い部分が空隙になる.上部左側に砂成分が存在する.人工的にカルシウム成分を溶出(leaching)させて空隙量を増やしている.空隙部分を抽出するため,これを2値化し立体的に合成したものが右の図である.これを詳細に観察することにより,空隙の立体構造を把握し,そこから劣化メカニズムの把握につなげる.
[ T. Hitomi, Y. Mita and N. Takeda, コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集 5, 223-228 (2005), Fig. 7, 16,
©2005 日本材料学会 ]
学術利用キーワード
| A. 試料 | 無機材料 |
|---|---|
| B. 試料詳細 | 絶縁体・セラミックス, 結晶性固体 |
| C. 手法 | 吸収、及びその二次過程 |
| D. 手法の詳細 | |
| E. 付加的測定条件 | 三次元画像計測(CT等), 室温 |
| F. エネルギー領域 | X線(4~40 keV) |
| G. 目的・欲しい情報 | 欠陥、転位、歪み, 形態・巨視的構造 |
産業利用キーワード
| 階層1 | 建設, 工業材料 |
|---|---|
| 階層2 | コンクリート |
| 階層3 | |
| 階層4 | 内部構造 |
| 階層5 | イメージング |
問い合わせ番号
SOL-0000001705
最終変更日
2022-05-09 15:51


