SPring-8ユーザ協同体(SPRUC)研究会

研究会の名称

不規則系物質先端科学研究会

ホームページ

研究会連絡先(問い合わせ窓口)
氏名: 梶原 行夫
住所: 〒739-8521 東広島市鏡山1-7-1
電話 / FAX: 電話番号 / FAX番号 : 082-424-6555/082-424-0757
e-mail: kajihara (at) hiroshima-u.ac.jp

研究会の概要、活動目標・目的

 本研究会は、液体や非晶質/ガラスなど構造が不規則な物質に関する基礎的、応用的な研究の活性化を推進し、SPring-8における実験/解析手法の開発や提言、その普及を行うことを目的とする。また中性子実験や、理論/シミュレーションのグループとも連携をとり、不規則系物質に関するトータルな研究活動を展開していく。

 具体的な実験手法としては、静的構造解析(X線回折、異常X線散乱、XAFS、X線小角散乱)と共に、ダイナミクス測定(非弾性X線散乱)が中心となっている。構造データの解析方法としてRMC(Reverse Monte Carlo)法の開発と普及も一つの柱である。また将来的な方向性として、時分割、マイクロビーム、あるいはSPring-8の次世代光源に向けてコヒーレント光の利用についても、勉強会や開発を進めていく。これら手法を用い、イオン液体から超臨界流体、液体金属に渡る液体全般、あるいは超イオン導電体やDVD材料、ガラス材料など、結晶ではない機能性材料の構造解析を通じた研究を推進する。

 具体的な活動は、年1回程度の研究会がメインである。またメーリングリスト、ホームページを通じてSPring-8関連の情報提供、相互の意見交換を随時行う。


Feedback