SPring-8ユーザ協同体(SPRUC)研究会

研究会の名称

X線マイクロナノトモグラフィー

ホームページ

http://www-bl20.spring8.or.jp/nmct/

研究会連絡先(問い合わせ窓口)
氏名: 上杉 健太朗
住所: 〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1
電話 / FAX: 電話番号 / FAX番号 : 0791-58-0833 (ext. 3928)
e-mail: ueken (at) spring8.or.jp

研究会の概要、活動目標・目的

 医学・歯学、地球・宇宙物理、材料科学、産業技術など多岐にわたる分野に点在するX線マイクロナノトモグラフィーユーザーが連携し、先端撮像技法や3D/4D画像解析に象徴される各種高度基礎・応用技術を共有する。これにより、また潜在的な良質ユーザーの掘り起こしなどをも含め、SPring-8のマイクロ・ナノトモグラフィーの学術・産業利用の効果を最大限に高めるための活動を行う。さらに、実験技法の構築、実験施設・装置の改良や開発などの必要性を議論し、施設側とも有機的に連携しながら、ESRF等と比べて依然として低いSPring-8の3Dイメージング利用研究のアクティビティーおよび質的向上を目指す。

(1) 成果報告による情報交換、異分野間およびユーザー/施設間の相互理解等の促進。施設側の可視化技法開発状況、施設の維持改良情報などを入手、共有。
(2) 試料準備などのノウハウ、各種応用技術や画像処理・解析技術などの情報交換、相互提供、共同開発推進。周辺分野の研究者や他施設のパワーユーザーからの情報収集
(3) ユーザーの要望・ニーズの取りまとめ。施設側の光学系開発等への密接で建設的な協力
(4) 新規産業利用などのサポート活動として、各種啓蒙活動などの安定した関与
(5) 相補的な放射光・中性子関連技法の援用のための勉強会・見学会、情報収集など

 以上により、SPring-8でのマイクロ・ナノトモグラフィー利用研究の大幅な質的向上、各分野での先端的応用研究の支援、応用範囲拡大などに資する各種活動を展開する。また、ビームラインの高度化、新規実験技法の研究など、SPring-8における3-D可視化技術の発展にもユーザーサイドからも積極的に貢献する。


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