大型放射光施設 SPring-8

コンテンツへジャンプする
» ENGLISH
パーソナルツール
 

髪の太い日本人女性の悩み「広がり・ゴワつき」のメカニズムを解明 - 複合的なダメージ要因により、毛髪内部に“不均一な構造・摩擦”が生じることで発生 -(プレスリリース)

公開日
2006年08月07日
  • BL24XU(兵庫県ID)
  • BL40XU(高フラックス)
ライオン株式会社(社長・藤重貞慶)ビューティケア研究所は、毛髪の内部構造・物性変化の研究により、髪の太い日本人女性の大きな悩みの一つである「広がり・ ゴワつき」について、カラーリングやパーマなどいくつかのダメージ要因が重なると毛髪内部の潤滑成分が流出し、「毛髪内部が“不均一な構造”になって部分的に縮み、うねりが発生して広がること」および「毛髪内部で“摩擦”が発生してゴワつきと感じること」を解明しました。さらに、分子内に水酸基を多く持つ“ポリオール誘導体”に、毛髪内部の摩擦を低減し「広がり・ゴワつき」を抑制する効果が高いことを確認しました。

詳細につきましては、ライオン株式会社の下記ウェブサイトをご覧ください。

「髪の太い日本人女性の悩み「広がり・ゴワつき」のメカニズムを解明 - 複合的なダメージ要因により、毛髪内部に“不均一な構造・摩擦”が生じることで発生-」
http://www.lion.co.jp/press/2006097.htm

(学会発表)
“損傷毛髪の内部修復技術とヘアケア剤への応用”
伊藤武利,青野恵,景山元裕,西田勇一,高田康二,湯澤倫好,飯村兼一,加藤貞二
第59回コロイドおよび界面化学討論会(2006年9月13日~15日)

ひとつ前
「単元素バルク金属ガラスの発見」はまぼろしだった - 高温高圧状態の金属で特異な結晶粒粗大化を発見 - (プレスリリース)
現在の記事
髪の太い日本人女性の悩み「広がり・ゴワつき」のメカニズムを解明 - 複合的なダメージ要因により、毛髪内部に“不均一な構造・摩擦”が生じることで発生 -(プレスリリース)
ひとつ後
細菌の薬剤耐性化をもたらす薬剤認識・排出メカニズムを解明 - 病原性細菌の耐性化問題の克服に期待 - (プレスリリース)