大型放射光施設 SPring-8

コンテンツへジャンプする
» ENGLISH
パーソナルツール
 

SPring-8学術成果集の刊行にあたって

大型放射光施設SPring-8は、1997年10月の供用開始から12年半を経過し、2009年6月には利用研究者がのべ10万人となりました。この間、学術、産業等のさまざまな分野の研究において広く利用され、多くの優れた成果が創出されてきています。特に、学術分野の成果については、2008年度に実施されたSPring-8学術国際評価委員会(SPARC)においてもたいへん高い評価がなされました。

この冊子は、2008年度にまとめた『SPring-8産業利用成果』の冊子に続き、SPring-8で行われた学術利用の研究課題の中から、ライフサイエンス、ソフトマター、構造物性、電子物性、高圧地球科学、環境・エネルギー、核物理の7分野それぞれにおける主な成果を選び、それらをまとめたものです。この冊子を作成するにあたっては、「学術」の香りを損なうことなく、専門分野以外の人にとっても「わかりやすく」成果を伝えることができるように、さまざまな努力が払われました。

SPring-8のような大型研究施設は、その運営管理に多額の国費が必要とされることから、その意義や有用性について国民の理解を得ることが不可欠です。そのためには、国民の視点からしてもSPring-8の成果が十分理解されるように、適切な説明がなされなければなりません。そのことは、SPring-8の社会的意義を判断する政治行政の担当者からも常々強く求められているところです。そのような状況下にあります今、学術分野におけるSPring-8の多大な貢献を広く国民の皆様にご理解いただくために、この冊子が少しでもお役に立てますことを心から願ってやみません。また、先に刊行された『SPring-8産業利用成果』の冊子と合わせてご覧くださり、SPring-8の意義や有用性をより深くご理解いただけるなら幸甚に存じます。

なお、本冊子をまとめるにあたりご協力いただいた本成果集編纂委員会委員やSPring-8を利用されている研究者の方々をはじめ、多くの編集・制作関係者の皆様にはあらためて深く感謝申し上げます。

財団法人 高輝度光科学研究センター
理事長 白川 哲久

SPring-8航空写真



最終変更日