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位相差X線CT法によるヒト大動脈および心臓の構造研究の現況

神戸赤十字病院 築部卓郎

 循環器系疾患の突然死の主因である大動脈解離は発症機序が解明されていないため発症予知や予防は困難な現状です。位相差X線CTの解像度が通常CT法の約1000倍の密度分解能を有し特に軟部組織の3次元的解析に有効であることに着目し、手術中に採取されたヒト大動脈壁の微細構造を分析し、大動脈解離の発症のメカニズムを解析しました。同様の手法で、大動脈縮窄症、刺激伝導系の走行、僧帽弁弁下組織の解析を行っています。