大型放射光施設 SPring-8

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SPring-8 Seminar (第287回)

主題/内容 超高速カメラの現状,活用事例,展望 -加速器等による超高速撮影国際会議に参加して-
開催期間 2019年06月03日 (月) 13時30分から14時30分まで
開催場所 上坪記念講堂
主催 (公財)高輝度光科学研究センター(JASRI)
形式 レクチャー(講演)
概要

Speaker: 江藤 剛治

Language: 日本語

Affiliation: 立命館大学 総合科学技術研究機構

Title: 超高速カメラの現状,活用事例,展望 -加速器等による超高速撮影国際会議に参加して-

Abstract:
 以下の2件について報告する.時間の制約があるが参加者との活発な情報交換を期待している.
A. 私達の研究成果:超高速イメージセンサによる飛翔する光の撮影と今後の展望
・時間分解能10 nsのイメージセンサを開発した [1].これを用いて飛翔する光を撮影した.
・既存技術で100 ps以下を実現するシリコンイメージセンサの構造.
・限界時間分解能の理論.シリコンでは11.1 ps [2]
・サブナノ秒の超高速イメージセンサの活用分野.
B. 国際会議報告
 シンクロトロン等を用いた非繰り返し現象の超高速連続撮影への感心が高まっている.このテーマを主課題とする下記の2つの会議に招かれ,A.について講演した.これらの会議について簡単に報告する.
・Workshop on Ultrafast X-ray Studies on Dynamic Irreversible Processes, IHEP, Beijing, China, April 25-27, 2018.
・ULITIMA2018, Ultrafast imaging and particle tracking instrumentation and methods needed to match the continuous advances in accelerator-driven photon and particle sources, Argonne Nat. Lab., USA, September 11-14, 2018.

[1] A. Q. Nguyen, et al., Toward the Ultimate-High-Speed Image Sensor: From 10 ns to 50 ps, Sensors, 2018, 18(8), 2407.
[2] T. G. Etoh., The Theoretical Highest Frame Rate of Silicon Image Sensors, Sensors, 2017, 17(3), 483.

担当者: JASRI 関口博史
e-mail:sekiguchiatspring8.or.jp/PHS: 3110

問い合わせ先 JASRI研究支援部 研究調整課SPring-8セミナー事務局 三好忍/糀畑美奈子
0791-58-0833
0791-58-0830
minako@spring8.or.jp
最終変更日 2019-05-23 16:36