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多孔性金属錯体に吸着したアセチレンガスの規則的一次元配列構造

  • Spring8ならでは

利用事例本文

粉末回折法は 結晶構造を調べることのできる強力な手法です。この手法を用いることで、結晶性物質の 原子位置、格子定数などを決定することができます。また、放射光を利用することによって、構造パラメータだけではなく結合状態や価数といった物性の発現と密接に関連した電子密度レベルでの構造を明らかにすることも可能です。図に示すのは、 アセチレンガス吸着下で金属錯体について測定した回折データを解析して得られた電子密度分布です。この結果から、金属錯体の規則正しく並んだナノメートルサイズの細孔の一つ一つに、アセチレン分子(緑色)が一列に並んでいることががわかりました。

図 多孔性金属錯体にアセチレン分子を吸着させた状態の電子密度分布

[ R. Matsuda, R. Kitaura, S. Kitagawa, Y. Kubota, R. V. Belosludov, T. C. Kobayashi, H. Sakamoto, T. Chiba, M. Takata, Y. Kawazoe and Y. Mita, Nature 436, 238-241 (2005), Fig. 4,
©2005 Nature Publishing Group ]

 

学術利用キーワード

A. 試料 有機材料
B. 試料詳細 結晶性固体, 低分子有機材料, 結晶
C. 手法 X線回折
D. 手法の詳細 粉末結晶構造解析
E. 付加的測定条件 低温(〜液体窒素), ガス吸着
F. エネルギー領域 X線(4~40 keV)
G. 目的・欲しい情報 構造解析, 結晶構造, 機能構造相関, 電荷密度

産業利用キーワード

階層1 電池, 環境, 化学製品
階層2 燃料電池, 触媒
階層3 電極
階層4 結晶構造, 吸着状態
階層5 回折

問い合わせ番号

SOL-0000001266

最終変更日 2006-03-30 09:34
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