大型放射光施設 SPring-8

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BL05XU 概要

問い合わせ番号

INS-0000000422

ビームラインの概要

  BL05XUは、真空封止アンジュレータを光源とする小角・広角X線散乱測定のビームラインです。高分子材料や生体材料といった階層構造を有する試料の、静的構造およびダイナミクスの解析を主なターゲットとしています。また、光学ハッチにおいて、SACLA/SPring-8基盤開発プログラム(「高圧高温下における液体・非晶質物質の動径分布関数測定システムの開発」 課題代表者:愛媛大学 河野義生准教授)で開発された100 keVのピンクビームを用いた高圧高温下での動径分布関数測定システムを利用することが可能です。

研究分野

  • 光源・光学系開発
  • 放射光計測技術開発
  • 小角・広角X線散乱による構造解析

キーワード

  • 測定手法
    透過型小角・広角X線散乱測定、微小角入射X線散乱測定、時分割測定、 PDF解析
  • 装置
    検出器:PILATUS3S 1M、EIGER1M、X線フラットパネルセンサー
    一軸引張試験装置、試料切替大型自動ステージ(耐荷重100 kg×2)、薄膜観察用ヘキサポッドステージ

光源と光学系

光学系

エネルギー範囲:7〜15 keV(実験ステーション), 100 keV(光学ハッチ)
フォトンフラックス:‹1×1013 photons/s(12.4 keV, 実験ステーション), ~1×1013 photons/s(100 keV, 光学ハッチ)


実験ステーション

試料―検出器間距離の変更は、検出器の移動により行い、10 cm~4 mの範囲で調整可能です。試料スペースには、耐荷重100 kgの自動XYステージが2台搭載された大型切替ステージが設置されており、それぞれに異なる持ち込み装置を設置しておくことで、ユーザー自身が持ち込み装置を切り替えることが可能です。

 

連絡先

(注)e-mailアドレスは@マーク以下を省略していますので、アカウントの後に@spring8.or.jpを付けてください。

<利用研究について>
林 雄二郎 
理化学研究所 放射光科研究センター
〒679-5148 兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1 
Phone : 0791-58-0802 内9671
e-mail : hayashi.y

最終変更日 2023-04-10 13:50