ストロボ検出法による長寿命核種181Taのメスバウアー分光
利用事例本文
ストロボ検出によるシンクロトロンメスバウアー分光法は、バンチ間隔よりも長い寿命も持ったメスバウアー元素の超微細相互作用を調べられるユニークな測定方法です。この方法は、メスバウアー元素を含む試料に適用でき、スピンの向きや大きさもしくは化学結合状態などに関する情報を得ることができます。図は金属Taのストロボ検出によるシンクロトロンメスバウアースペクトルを示しています。
図 金属Taの (a) 203バンチモードと (b)1/12+10シングルバンチモード におけるストロボ検出によるシンクロトロンメスバウアースペクトル
学術利用キーワード
A. 試料 | 無機材料, 計測法、装置に関する研究 |
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B. 試料詳細 | 金属・合金 |
C. 手法 | 核励起、メスバウアー過程 |
D. 手法の詳細 | |
E. 付加的測定条件 | 時分割(ナノ秒), 室温 |
F. エネルギー領域 | X線(4~40 keV) |
G. 目的・欲しい情報 | 化学状態, 結合状態, 局所構造 |
産業利用キーワード
階層1 | その他 |
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階層2 | |
階層3 | |
階層4 | 電子状態, 化学状態 |
階層5 | 散乱 |
問い合わせ番号
SOL-0000001312
最終変更日
2022-05-06 15:32