肺の屈折コントラストイメージング
問い合わせ番号
SOL-0000001447
ビームライン
BL20B2(医学・イメージングI)
学術利用キーワード
A. 試料 | 生物・医学, 計測法、装置に関する研究 |
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B. 試料詳細 | 低分子有機材料, 高分子有機材料, 生体(in vivo), 生体(in vitro), 生体組織、細胞系等, 生体材料, 生体高分子、結晶, 生体高分子、非結晶 |
C. 手法 | X線回折, 吸収、及びその二次過程 |
D. 手法の詳細 | 反射、屈折 |
E. 付加的測定条件 | 二次元画像計測, 界面, 室温 |
F. エネルギー領域 | X線(4~40 keV), X線(>40 keV) |
G. 目的・欲しい情報 | 形態・巨視的構造 |
産業利用キーワード
階層1 | 製薬 |
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階層2 | 製剤 |
階層3 | 薬物, 生体 |
階層4 | 密度, 亀裂、空隙, 形態 |
階層5 | イメージング |
分類
A80.50 製薬
利用事例本文
PBI (Propagation-Based Imaging,屈折コントラストイメージングとも呼ばれる)は,物質中の屈折率の大きな変化を用いてX線のエッジ強調画像を作り出す手法です。生体組織では,特に組織と空気や骨との境界を明確に可視化します。下の画像は,生まれた直後のウサギ肺への空気の浸透を観察したものです。このように,PBI は生体中の空気を高分解能で観察するのに適した手法です。
[ Physics in Medicine and Biology 50, 5031-5040 (2005), Fig.2, ©2005 Institute of Physics and IOP Publishing, Ltd. ]
画像ファイルの出典
原著論文/解説記事
誌名
R. Lewis et al., Physics in Medicine and Biology. 50 (2005) 5031-5040.
図番号
2
測定手法
画像ファイルの出典
図なし
測定準備に必要なおおよその時間
1 シフト
測定装置
参考文献
文献名 |
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R. Lewis et al., Physics in Medicine and Biology. 50 (2005) 5031-5040. |
関連する手法
アンケート
SPring-8だからできた測定。他の施設では不可能もしくは難しい
本ビームラインの主力装置を使っている
測定の難易度
初心者でもOK
データ解析の難易度
初心者でもOK
図に示した全てのデータを取るのにかかったシフト数
1シフト以下