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摘出拍動ラット心臓での冠状動脈の応答測定

  • Spring8ならでは

利用事例本文

心臓冠状動脈は拍動による動きのため、特に心拍数が高い小動物について、高精度な計測が難しくなっています。しかし、放射光の利用によって、短時間 (2 msec) での撮像が可能となり、ラット心臓でその動きを止めた高精度計測が実現しました。これにより血管作用薬での冠状動脈の拡張・収縮反応を高精度で計測可能となりました。

図1 血管作用薬アセチルコリン投与前後での冠動脈径の変化

[ K. Umetani, K. Fukushima and K. Sugimura, 映像情報メディア学会誌 58, 344-351 (2004), Fig. 8,
©2004 映像情報メディア学会 ]

学術利用キーワード

A. 試料 生物・医学
B. 試料詳細 生体(in vitro)
C. 手法 吸収、及びその二次過程
D. 手法の詳細
E. 付加的測定条件 二次元画像計測, 時分割(ミリ秒)
F. エネルギー領域 X線(4~40 keV)
G. 目的・欲しい情報

産業利用キーワード

階層1 製薬
階層2 ドラッグデザイン
階層3 薬物
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階層5 イメージング

問い合わせ番号

SOL-0000001529

最終変更日 2006-03-31 11:48
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