大型放射光施設 SPring-8

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パーソナルツール
 

フレネルゾーンプレートを用いた高エネルギー蛍光X線分析システム

  • Spring8ならでは

問い合わせ番号

SOL-0000001579

ビームライン

BL37XU(分光分析)

学術利用キーワード

A. 試料 計測法、装置に関する研究
B. 試料詳細 生体組織、細胞系等
C. 手法 蛍光X線
D. 手法の詳細 微量元素分析
E. 付加的測定条件
F. エネルギー領域 X線(>40 keV)
G. 目的・欲しい情報 元素分布

産業利用キーワード

階層1 電子部品, 記憶装置, 環境
階層2
階層3
階層4 元素分布
階層5

分類

利用事例本文

本事例は,75.5keVというX線を使って,フレネルゾーンプレートにより,マイクロビームを生成させるものです。これにより,これまでになかったエネルギー領域でのマイクロビームを使った分析が期待されます。図に示すのは,金の2000メッシュの蛍光X線イメージングです。得られたマイクロビームの実際の大きさを評価するものですが,確かに3x5ミクロンのビームが得られることがわかりました。

図 75.5keVのX線によるマイクロビームのプロファイル

画像ファイルの出典

私信等、その他

詳細

測定手法

マイクロビーム生成時の条件はFEスリット0.2x0.2 mm,焦点距離1350 mmでした。図に示すのは,この時得られたビームプロファイルです。高いエネルギーでありながら,数ミクロンオーダーのマイクロビームを得ることができました。

図 フレネルゾーンプレートによるビームプロファイル

画像ファイルの出典

私信等、その他

詳細

測定準備に必要なおおよその時間

1 シフト

測定装置

参考文献

関連する手法

アンケート

SPring-8だからできた測定。他の施設では不可能もしくは難しい
最近2年以内に導入した装置を使った事例

測定の難易度

中程度

データ解析の難易度

熟練が必要

図に示した全てのデータを取るのにかかったシフト数

1シフト以下

最終変更日 2006-03-30 21:13