大型放射光施設 SPring-8

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パーソナルツール
 

3D-蛍光X線イメージング法の開発

  • Spring8ならでは

問い合わせ番号

SOL-0000001584

ビームライン

BL37XU(分光分析)

学術利用キーワード

A. 試料 計測法、装置に関する研究
B. 試料詳細 結晶性固体
C. 手法 蛍光X線
D. 手法の詳細 蛍光X線ホログラフィー
E. 付加的測定条件 三次元画像計測(CT等)
F. エネルギー領域 X線(4~40 keV)
G. 目的・欲しい情報 形態・巨視的構造

産業利用キーワード

階層1
階層2
階層3
階層4 元素分布
階層5

分類

M60.20 X線CT

利用事例本文

本事例は,試料からの蛍光X線を結像することによって,蛍光X線としての3次元画像を構築することを目的としています。図に示したのは,南極隕石の鉄の3次元像です。100ミクロン以下の微小隕石を1.5ミクロン程度の空間分解能で3次元の可視化が行えることがわかりました。

図 南極微小隕石の鉄の3次元像

画像ファイルの出典

所内報

誌名

User Exp. Rep. 04A

ページ

175

測定手法

測定手法は図に示すとおりです。蛍光X線はフレネルゾーンプレートにより結像され,CCD上に2次元で記録されます。CCDをフォトンカウンティング条件にしておけば,微量元素の3次元像の取得も将来的に可能になることが期待されます。

図 3次元蛍光X線像取得の実験配置

画像ファイルの出典

所内報

誌名

User Exp. Rep. 04A

ページ

175

測定準備に必要なおおよその時間

10 時間

測定装置

参考文献

関連する手法

アンケート

SPring-8だからできた測定。他の施設では不可能もしくは難しい
ユーザー持ち込み装置を使った

測定の難易度

熟練が必要

データ解析の難易度

熟練が必要

図に示した全てのデータを取るのにかかったシフト数

10シフト以上

最終変更日 2006-03-30 21:23