BL44XU 概要
Inquiry number
INS-0000001497
ビームラインの概要
本ビームラインは蛋白質複合体、蛋白質・核酸複合体、ウイルスなどのような生体超分子複合体の高精度のX線回折データを測定するためにデザインされたビームラインです。
研究分野
- 生体超分子複合体の結晶構造解析(例:膜蛋白複合体、蛋白質複合体、蛋白質・核酸複合体、ウイルス)
キーワード
- 分野
生体超分子複合体、蛋白質結晶構造解析、構造生物学 - 装置
ピクセル検出器EIGER X 16M、高精度ゴニオメータ、クライオストリーム冷却装置、サンプルチェンジャー
光源と光学系
主な光学系として、液体窒素冷却装置付二結晶分光器と水平方向焦点ミラーを使用している。
挿入光源 | 真空封止型アンジュレータ |
アンジュレータ周期長: λu | 32 mm |
周期数: Nperiod | 140 |
ビームラインの概略図
- 試料位置でのX線
エネルギー(波長)範囲 6.5 ~17.7 keV (1.9 Å〜0.7 Å) エネルギー分解能 ΔE/E < 2 × 10-4 フォトンフラックス 3.0 × 1012 photons/s (φ50 µm) ビームサイズ φ70µm, φ50µm, φ30µm, φ20µm, φ10µm
実験ステーション
- ゴニオメータ
SMARGON (SmarAct社)結晶の回転軸 ω: -1270 〜 1270°
χ: -0.5 〜 30°
φ: -1270 〜 1270°回転偏差 ω: < 1 μm
χ: < 7 μm
φ: < 7 μm回転軸速度 ω: < 180 °/sec
χ: < 10 °/sec
φ: < 80 °/secコリメーション ピンホール 試料観察用望遠鏡 CCDカメラ(同軸) - クライオストリーム冷却装置
温度範囲 90 ∼ 300 K (N2 gas)
35 ∼ 300 K (He gas)ノズル内径 7mmφ - サンプルチェンジャー
SPACE-II - ディテクター
Dectris社製 EIGER X 16Mが使用可能である。
Number of detector modules 4 x 8 Active area (width x height) 311.2 x 327.8 mm2 Pixel size 75 x 75 µm2 Inactive area 6.6 % PSF 1 pixel Maximum frame rate 133 Hz Maximum count rate 5 x 108 photons/s/mm2 Counter bit depth 12 bit Image bit depth 16 or 32 bit Data format HDF5 / NeXus - 主なデータ解析および構造決定ソフト
- XDS
- MOSFLM
- autoPROC
- CCP4
サンプルカメラ距離 | 115 – 1200 mm |
オフセット (vertical) | 0 – 150 mm |
2θ | 0 – 15° |
文献検索
連絡先
(注)e-mailアドレスは画像で表示しています。
中川 敦史
大阪大学蛋白質研究所蛋白質解析先端研究センター
住所:〒565-0871 大阪府吹田市山田丘3-2
Phone : 06-6879-4313
FAX : 06-6879-4313
e-mail :
山下 栄樹
大阪大学蛋白質研究所蛋白質解析先端研究センター
住所:〒565-0871 大阪府吹田市山田丘3-2
Phone : 06-6879-8635
FAX : 06-6879-4313
SPring-8 蓄積リング棟D29
Phone: 0791-58-1814
Fax : 0791-58-1814
e-mail:
Website
http://www.protein.osaka-u.ac.jp/rcsfp/supracryst/research/beamline/
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