特定放射光施設ユーザー協同体(SpRUC)

高分解能X線イメージング
研究分野 生命科学, 物質基礎, 物質応用, 計測
関連するビームライン                      
SPring-8 BL20XU, BL47XU, BL20B2, BL28B2, BL37XU, BL05XU, BL07LSU, BL08B2, BL11XU, BL16XU, BL19LXU, BL24XU, BL25SU, BL27SU, BL29XU, BL36XU, BL40XU
SACLA BL2
NanoTerasuBL09W, BL09U, BL10U, BL14U
研究会連絡先(問い合わせ窓口) 水谷 隆太
所属:東海大学
Email: mizutanilaboratory (at) gmail.com
研究会の概要、活動目標・目的

本研究会は、分野によらず空間・時間・コントラスト等で高い分解能でのX線可視化を求めるユーザーに情報交換の場を提供し、国内外の動向に基づいて提言を行うことを目的とする。これには、タイコグラフィを含めた高空間分解能を実現する手法や光学素子開発、高コントラスト分解能を追求する位相イメージング、元素分布を明らかにする蛍光X線イメージング、ダイナミクスを明らかにする時間分解イメージングや四次元CT、高透視性の高エネルギーX線イメージングなど、各施設における様々な先端的イメージング研究が含まれる。また、試料調製技術や応用面での課題、X線可視化を実現するための超精密ステージなどのハードウェアや、先端画像再構成やAI応用などのデータ処理技法も議論の対象とし、広くX線イメージングに関連する事柄を活動範囲とする。これらを通じ、当該分野の未来を担う若手研究者が成長・活躍できる環境を整えるとともに、産学連携促進にも寄与する。主な活動目標は以下の通りである。

  1. SPring-8・SACLA・NanoTerasuでのX線イメージングに求められる事項の調査 SPring-8-IIによるアップグレードに向けて、マルチモーダル計測やオペランドイメージング等の様々な測定法の検討や周辺技術の開発、データ処理法の開拓や計算環境の整備、測定実験を行うために必要な付帯施設で求められる事項など、将来のX線イメージング分野についての調査を行う。そのために、施設側からの情報を研究会メンバーに提供するとともに、研究会メンバーからは定期的に意見を集約して、分野の将来性を展望する。
  2. X線イメージングBLのアップグレードや人員配置等の提案 それら集約された意見を元に、NanoTerasuにおける共用イメージングビームラインの建設、実験ステーションのアップグレードやBL再編、大量に得られる画像データの解析環境やHPC利活用等についての要望を施設側に提案する。具体的には、空間・時間・コントラスト分解能、視野サイズ、検出器、試料環境などに関し、各イメージング分野で要求される諸元を提言する。設備面では、高精度ステージ、露光前後の試料観察、データ処理などのオンサイトで必要な機器類を提言する。関連して、施設において必要な設備・人員配置などに関する要望を行う。
  3. X線イメージングの潜在的利用者へのアピール 各メンバーは、所属する学会においてX線イメージングの特徴を生かせる観察対象について情報収集を行う。学会等では各メンバーの発表を通してSPring-8・SACLA・NanoTerasuを利用した成果の周知に努める。また、新規ユーザーが抵抗感なく実験できるように、食堂・売店・宿泊等の付帯施設の充実を提言する。