大型放射光施設 SPring-8

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図7 カルモジュリン-CAP-23/NAP-22ペプチドとカルモジュリン-CaMKIIペプチド複合体の比較

 
両者の複合体構造を重ね合わせると、CaMKIIペプチドのαへリックス部分にCAP-23/NAP-22のミリスチル化部分が対応していることが分かります。ミリスチル基以外の部分は、90度折れ曲がって、カルモジュリンの外側の方向に伸びています。この部分はCaMKIIペプチドに全く当てはまっていないことも分かります。このように、従来のカルモジュリンの分子認識とは異なる新規な分子認識をしていることが明らかとなりました。