大型放射光施設 SPring-8

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第12回SPring-8シンポジウムの開催 ~ みらいを拓く先進の光“放射光” ~(プレスリリース)

公開日
2008年10月22日
  • シンポジウム
大型放射光施設SPring-8では、研究者は固より広く高校生にまでSPring-8での放射光利用による研究活動を知ってもらうため、来る10月30日(木)から11月1日(土)の3日間、標記シンポジウムを東京お台場の「日本科学未来館」で開催します。

平成20年10月22日
独立行政法人理化学研究所
財団法人高輝度光科学研究センター
SPring-8利用者懇談会

 大型放射光施設SPring-8では、研究者は固より広く高校生にまでSPring-8での放射光利用による研究活動を知ってもらうため、来る10月30日(木)から11月1日(土)の3日間、標記シンポジウムを東京お台場の「日本科学未来館」で開催します。
 SPring-8では、年間延べ約1万4千人の利用者により約2千件もの実験が実施されており、学術・産業それぞれの分野で画期的な成果をあげています。シンポジウムでは施設性能や研究成果の報告の他、現在SPring-8施設に隣接して建設中のX線自由電子レーザー施設(国家基幹技術)についても紹介する予定です。3日間で、口頭発表24名、ポスター発表約100件を予定しています。
 従来は研究者・技術者だけを対象にSPring-8が立地する兵庫県で開催してきましたが、今回初めて大学学部生・高校生など一般の方までを対象に東京で開催します。特に11月1日(土)の講演は、我々の生活に身近なテーマを多く揃えています。

名称:第12回SPring-8シンポジウム

日時:
1日目:10月30日(木)13:00-17:40
2日目:10月31日(金) 9:30-18:00
3日目:11月 1日(土) 9:30-12:30

場所:日本科学未来館7階 みらいCANホール(東京都江東区青海2-41)

主催:理化学研究所、高輝度光科学研究センター、SPring-8利用者懇談会

プログラム: PDF
主なテーマと講演者(抜粋)
・ 放射光により解明されたゴッホの幻の名画(10/30)・・・・・・ ジョリス・ディック氏
・ 市民の科学としての放射光―指輪と車と空気(11/1) ・・・・・・ 杉浦正洽氏(SPring-8)
・ 放射光で探る昆虫の筋肉の構造進化(11/1)  ・・・・・・ 岩本裕之氏(SPring-8)
・ 光る分子をきちっと並べたら?
 偏光の魅力とその科学的探究(11/1)・・・・・・ 長谷川美貴氏(青学大)
・ 放射光と中性子が観る世界の表裏(11/1) ・・・・・・ 藤井保彦氏(J-PARC)

申込方法:
当日参加歓迎。ただし、会場設営の都合上、10月27日(月)までにシンポジウムホームページよりお申し込みいただければ幸いです。
参加無料。ただし、30日の懇親会に参加する場合に限り4,000円必要。一般参加可。

定員:300名

シンポジウム問合せ先:高輝度光科学研究センター 研究調整部 垣口・射延 Tel:0791-58-0987


 

(報道担当)
財団法人高輝度光科学研究センター 広報室
 TEL:0791-58-2785 FAX:0791-58-2786
 E-mail:kouhou@spring8.or.jp
 〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1