大型放射光施設 SPring-8

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2011年度 第19回SPring-8施設公開(プレスリリース)

公開日
2011年04月13日
  • SPring-8施設公開 2011年4月30日(土)開催のお知らせ
理化学研究所と高輝度光科学研究センターは共同で、科学技術週間の関連行事として、4月30日(土)に大型放射光施設SPring-8の施設公開を開催します。

平成23年4月13日
 独立行政法人 理化学研究所
財団法人 高輝度光科学研究センター

 理化学研究所(理事長 野依良治)と高輝度光科学研究センター(理事長 白川哲久)は共同で、科学技術週間の関連行事の一環として、4月30日(土)に大型放射光施設SPring-8の施設公開を開催します。
 施設公開では、SPring-8を代表する周長約1.5kmの大きなリング状の研究施設や、2010年5月に完成したばかりの国家基幹技術「X線自由電子レーザー」施設(2011年3月29日付で愛称「SACLA(さくら)」に決定)など、さまざまな施設を公開します。

ニャン博士
© Dr. TOMOTOMO/SPring-8
ニャン博士

 また科学講演会では、SPring-8を利用した研究の第一線で活躍中の研究者4名が、「赤ん坊が息をはじめるとき」、「はやぶさ計画とサンブルの初期分析:放射光を用いた非破壊分析」など、私たちの生活に身近なテーマで研究成果を説明します。
 そのほか「つくろう!ひかり電話」などの実験・工作も予定しており、子供から大人まで誰もがサイエンスに触れ合い、楽しむ機会を提供します。

 当日は、SPring-8を舞台とした漫画「エイトハカセ」の主人公である「ニャン博士」のキャラクターが皆様をお出迎えします。(エイトハカセの漫画はこちらよりご覧いただくことができます)。



1.日時:2011年4月30日(土)9:30~16:30(15:30受付終了)

2.場所:大型放射光施設SPring-8(兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1)

3.入場無料、事前申込不要

4.開催概要:
(1)主なイベント

  施設・イベント 公開概要
1 X線自由電子
レーザー施設
(SACLA)
2010年5月に建設を終えた全長約700mの施設。2011年度中の供用開始を目指し、これからまさに動き始めようとしている最新装置の一部を公開。
2 実験ホール SPring-8を代表する周長約1.5kmのリング状の実験スペースで、その一部を公開。放射光を利用する実験装置を見学しながら、研究者が成果・装置を紹介。
3 記念小型印 SPring-8内に設置する三日月郵便局の臨時出張所で切手を50円以上購入した方のうち、希望者に『第19回施設公開』の記念小型印を押印。(※)
小型印

※小型印とは、郵便切手や葉書が、料金支払い済(=使用済)であることを示すために使われる消印のうち、地域のイベントや行事の際に使用される消印で、使用期間が限定された消印のこと。


(2)科学講演会

タイトル 所属 講演者名 1回目 2回目
環境と放射光:レアアースから黄砂まで 広島大学 高橋 嘉夫 10:30~10:55 13:00~13:25
赤ん坊が息をはじめるとき (財)高輝度光科学研究センター 八木 直人 11:00~11:25 13:30~13:55
はやぶさ計画とサンブルの初期分析:放射光を用いた非破壊分析 大阪大学 土`山 明 11:30~11:55 14:00~14:25
ナノ空間ですすめる空気の錬金術 京都大学 北川 進 12:00~12:25 14:30~14:55


5.その他

• 当日、自家用車をSPring-8構内に乗り入れることはできませんが、播磨科学公園都市内に設けた共同駐車場に駐車後、シャトルバスをご利用できます(共同駐車場、シャトルバスともに無料)。ただし、お体のご不自由な方は、直接SPring-8へ来場の後、正門守衛所の係員が構内の駐車場へ案内します。
• 詳細はチラシまたは施設公開ホームページをご覧下さい。

6.取材のお申し込み
•「SPring-8取材申込票」に必要事項をご記入の上、E-mailまたはFAXにて末尾連絡先までご送付下さい。
• 車で来所の場合、正門守衛所の係員の指示に従って構内駐車場へ駐車してください。
• 放射光普及棟の広報室で受付して下さい。なお、当日は関係者同行による対応はできませんので、ご了承下さい。



(問い合わせ先)
(財)高輝度光科学研究センター 広報室
TEL:0791-58-2785、FAX:0791-58-2786
E-mail:kouhou@spring8.or.jp