東京工業大学 高橋栄一 名誉教授(中国科学院広州地球化学研究所 教授)が紫綬褒章を受章(トピック)
- 公開日
- 2018年11月15日
- 受章
SPring-8のユーザーである高橋栄一 東京工業大学 名誉教授(中国科学院広州地球化学研究所 教授)が、「固体地球科学研究功績」により平成30年秋の科学技術に関する紫綬褒章を受章されました。
受章者氏名(所属):高橋栄一(東京工業大学 名誉教授、中国科学院広州地球化学研究所 教授)
経歴:
高橋栄一教授は固体地球科学分野において、様々な装置を使用した高温高圧実験や深海底調査などに基づき、ホットスポット火山や日本列島火山のマグマの起源、地球深部ダイナミクスに関する研究で幅広い業績をあげられています。それらの研究活動の一環としてSPring-8でも、放射光と大容量高圧プレスを用い地球内部物質に関する研究に取り組んでこられました。
また一方で、特別推進研究「ホットスポットの起源」代表者、21世紀COEプログラム「地球:人の住む惑星のできるまで」拠点リーダー、新学術領域「地殻流体」領域代表を務められ、関連分野の発展と後進の育成に多大な貢献をされており、東京工業大学を定年退職された後、現在は中国において共同研究ならびに若手教育を継続されています。この度これらの実績が認められ受章へと繋がりました。
高橋栄一名誉教授が紫綬褒章を受章 (東京工業大学へのリンク)