SPring-8セミナー(第157回)
| 副題/演題 | 金属-水素系の物理と今後の展開 |
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| 開催期間 | 2006年07月20日 |
| 開催場所 | 萌光館 |
| 主催 | JASRI/SPring-8 |
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| 分野 | 物質科学 |
| 概要 |
日程:2006年7月20日 16:00-17:00 場所:萌光館 講演者:深井 有 中央大学名誉教授 (中央大学理工学研究所) 講演タイトル:金属-水素系の物理と今後の展開 講演要旨:金属-水素系は金属原子(イオン)、水素原子(プロトン)、電子という質量の大きく異なる粒子から成り立っているために、さまざまな現象が異なるエネルギー領域で、異なる時間スケールで現れる。そこでまずダイナミカルな性質を時間スケールで分類していくことによって、その基礎過程を浮き彫りにしようとする。すなわち(遅い方から)水素原子のトンネル移動、金属原子の振動、水素原子の振動、コア電子の遷移、加速粒子の衝突・散乱過程などである。また水素の衝撃圧縮では、高温・高圧で分子と原子が短時間で解離と再結合を繰り返す新しい液体状態が実現していることにも触れたい。 担当者:青木(PHS 3140) |
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