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酸素貯蔵材料CeO2-ZrO2の局所構造解析

  • Spring8ならでは
  • 初心者向け

利用事例本文

本事例では自動車触媒用の酸素貯蔵材料CeO2-ZrO2複合酸化物についてCeとZrのK吸収端における EXAFS測定を行い、局所構造解析を行いました。EXAFS法は、結晶及び非結晶の試料に対して、目的元素の周囲の局所構造(近接原子間の距離、配位数、原子種)を解析できる強力な手法です。図1は、EXAFS振動 をフーリエ変換して得られたCe原子の動径構造関数です。2元素のEXAFSの同時解析結果から、CeO2とZrO2が均一に固溶している構造(図2(c))が高い酸素貯蔵能を持つことが分かりました。

図1 種々の製法で調整したCeO2-ZrO2におけるCe原子の周りの動径構造関数

図2 各試料のモデル構造

[ Y. Nagai, T. Yamamoto, T. Tanaka, S. Yoshida, T. Nonaka, T. Okamoto, A. Suda and M. Sugiura, Journal of Synchrotron Radiation 8, 616-618 (2001), Fig. 3, 4, 6,
©2001 Internationa Union of Crystallography ]

 

学術利用キーワード

A. 試料 無機材料
B. 試料詳細 結晶性固体, 非晶質、ガラス
C. 手法 吸収、及びその二次過程
D. 手法の詳細 XAFS, EXAFS
E. 付加的測定条件 偏光(直線), 室温
F. エネルギー領域 X線(4~40 keV), X線(>40 keV)
G. 目的・欲しい情報 化学状態, 結合状態, 局所構造, 機能構造相関, 機能発現

産業利用キーワード

階層1 機械, 金属, 環境, 化学製品, 工業材料, その他
階層2 触媒
階層3
階層4 局所構造, 化学状態
階層5 XAFS, NEXAFS

問い合わせ番号

SOL-0000001253

最終変更日 2006-03-30 09:15
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