リートベルトおよびMEM法によるα-MnO2の結晶構造解析
問い合わせ番号
SOL-0000001376
ビームライン
BL15XU(理研 物質科学III)
学術利用キーワード
A. 試料 | 無機材料 |
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B. 試料詳細 | 結晶性固体 |
C. 手法 | X線回折 |
D. 手法の詳細 | 粉末結晶構造解析 |
E. 付加的測定条件 | |
F. エネルギー領域 | X線(4~40 keV) |
G. 目的・欲しい情報 | 構造解析, 結晶構造 |
産業利用キーワード
階層1 | その他 |
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階層2 | |
階層3 | |
階層4 | 結晶構造 |
階層5 | 回折 |
分類
A80.30 無機材料, M10.20 粉末結晶回折
利用事例本文
本事例では-MnO2について粉末X線回折を行い、結晶構造を解析しました。リートベルト解析とマキシマムエントロピー法に基づくパターンフィッティングにより電子密度分布を求めました。単結晶合成の困難な-MnO2の電子密度分布の観察に成功しています。
[ N. Kijima, T. Ikeda, K. Oikawa, F. Izumi and Y. Yoshimura, Journal of Solid State Chemistry 177, 1258-1267 (2004), Fig. 6,
©2004 Elsevier, Inc. ]
画像ファイルの出典
原著論文/解説記事
誌名
Journal of Solid State Chemistry 177(2004) 1258-1267
図番号
Figure 6
測定手法
電子密度分布は、粉末X線回折強度データからマキシマムエントロピー法によって得ることができます。この例では、単結晶試料合成の困難なα-MnO2の電子密度分布を得る事に成功しています。
画像ファイルの出典
図なし
測定準備に必要なおおよその時間
8 時間
測定装置
装置名 | 目的 | 性能 |
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粉末X線回折装置 | 粉末結晶構造解析 |
参考文献
文献名 |
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Journal of Solid State Chemistry 177(2004) 1258-1267 |
関連する手法
アンケート
本ビームラインの主力装置を使っている
測定の難易度
中程度
データ解析の難易度
熟練が必要
図に示した全てのデータを取るのにかかったシフト数
10シフト以上