大型放射光施設 SPring-8

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BL26B1/B2 概要

問い合わせ番号

INS-0000000494

ビームラインの概要

  理研構造ゲノムビームラインI、II(BL26B1、B2)は構造ゲノム研究のための迅速データ収集を目的として建設された。ビームラインの役割は多数のタンパク質結晶の構造解析用回折データを効率的に収集することである。実験ハッチには独自に開発した自動サンプルチェンジャーを導入し、多数のタンパク質結晶試料に対する連続データ収集の迅速化を図っている。またサンプルチェンジャーの採用とともに実験スケジュールの管理機能を有する制御ソフトウェアの開発により、無人連続データ収集を可能としている。ビームライン光学系はSPring-8偏向電磁石ビームラインの標準光学系を基に設計されている。実験ステーションにはIPとCCDの2種類の二次元検出器を装備し、実験スケジュールに合わて自動交換可能である。

研究分野

  • X線結晶解析法に基づいた構造ゲノム研究

キーワード

  • 研究分野
    構造生物学、ハイスループット、構造生物結晶学、多波長異常分散法、MAD
  • 装置
    モザイク型CCD、イメージングプレート、サンプルチャンジャー、自動測定

光源と光学系

  ビームライン光学系は偏向電磁石ビームラインの標準コンポーネントを採用した。光学ハッチには定位置出射型Si二結晶分光器と2次元集光ミラーを配置している。分光器の第1結晶には冷却用のフィン加工を施し循環冷却水により直接冷却を行っている。X線のフォトンエネルギー領域は6keVから17keVまで利用可能であり、多様な重原子の異常散乱を利用したMAD測定が可能である。2次元集光ミラーは全長1mの振下型トロイダルミラーで、およそ3.7mradの見込角で試料位置に集光する。分光器から出射された高次反射成分を取り除くためミラーの表面にはRhコーティングを施している。単色化されたX線のエネルギー分解能はΔE/E=10-4であり、試料位置でのフォトンフラックスは12keVのフォトンエネルギーに対し1011 photons/secである。

図.ビームラインの概略

実験ステーション

図.実験ハッチ内の装置構成

文献検索

BL26B1 PUBLICATION SEARCH
BL26B2 PUBLICATION SEARCH

 

連絡先

(注)e-mailアドレスは@マーク以下を省略していますので、アカウントの後に@spring8.or.jpを付けてください。

上野 剛
理化学研究所 放射光科学総合研究センター 基盤研究部
〒679-5148 兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1
Phone : 0791-58-2839
FAX : 0791-58-2834
e-mail : ueno

最終変更日 2015-07-22 17:58