フレネルゾーンプレートを用いたプロトプラストの蛍光X線分析
問い合わせ番号
SOL-0000001577
ビームライン
BL37XU(分光分析)
学術利用キーワード
A. 試料 | 生物・医学 |
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B. 試料詳細 | 生体組織、細胞系等 |
C. 手法 | 蛍光X線 |
D. 手法の詳細 | 微量元素分析 |
E. 付加的測定条件 | |
F. エネルギー領域 | X線(4~40 keV) |
G. 目的・欲しい情報 | 元素分布 |
産業利用キーワード
階層1 | 環境, その他 |
---|---|
階層2 | 環境物質 |
階層3 | |
階層4 | 元素分布 |
階層5 |
分類
利用事例本文
この事例は,フレネルゾーンプレートを利用した高エネルギーX線マイクロビームの実験です。プロトプラストは,細胞壁などを取り払ったいわば細胞の中身だけであり,これを直接調べることによって,重金属元素であるカドミウムが,細胞質にも存在するのかどうかを見極めることができます。
図に示したのは,プロトプラストのイメージング結果です。カドミウムの存在が明らかになったので,細胞壁のみならず,細胞質にもカドミウムが含まれることがわかりました。
図 プロトプラスト(左)とカドミウムの蛍光X線イメージング
画像ファイルの出典
所内報
誌名
User Exp. Rep. 04B
ページ
169
測定手法
マイクロビームに関しては,事例:フレネルゾーンプレートを用いた高エネルギー蛍光X線分析システム を参照して下さい。ここでのX線エネルギーは37keV,ビームサイズは3ミクロンでした。
画像ファイルの出典
図なし
測定準備に必要なおおよその時間
1 シフト
測定装置
参考文献
関連する手法
アンケート
SPring-8だからできた測定。他の施設では不可能もしくは難しい
測定の難易度
中程度
データ解析の難易度
初心者でもOK
図に示した全てのデータを取るのにかかったシフト数
10シフト以上