大型放射光施設 SPring-8

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BL47XU マイクロトモグラフィー実験例

問い合わせ番号

INS-0000001380

成長速度を変えた条件でのSn-Pb系の共融合金のCTによる内部観察の例を図に示します。このCT装置によって空間分解能1ミクロン程度での内部観察が可能になりました。図の画像で明るい領域が鉛を多く含む相、暗い領域が錫の含有率の高い相に相当しています。X線エネルギー29.1keV、一投影あたり2秒の露光時間、投影数360の条件で測定したものです。CT像のスライス厚さは0.2ミクロンになっています。成長速度が遅くなるに従って相分離構造のスケールが大きくなっている様子がわかります。

最終変更日 2022-05-09 15:51