大型放射光施設 SPring-8

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SPring-8 Seminar (第223回)

副題/演題 加速器における設計性能実現のための軌道及びオプティクス補正
開催期間 2013年05月23日 (木) 15時00分から16時00分まで
開催場所 放射光普及棟中講堂
主催 (公財)高輝度光科学研究センター(JASRI)
形式 レクチャー(講演)
概要

Speaker : 清宮裕史

Language : 日本語

Affiliation : 高エネルギー加速器研究機構

Title : 加速器における設計性能実現のための軌道及びオプティクス補正

Abstract :
加速器の設計はエミッタンスなどの目標パラメータを設定し、設計軌道を想定し、その上に偏向磁石、四極磁石、高次磁石を配置し、目標パラメータが実現できるよう、磁石強度の設定をする。本研究では(設置誤差が存在する)実際の加速器において、磁石を設計軌道に設計した強度で配置するという、最もナイーブな手法により、加速器の設計性能を達成する手法を研究した。
 ここで提案する手法は四極の平行移動誤差のみが存在する場合、BPMと四極の平行移動誤差が一致した条件下では、ビームの軌道から設計軌道が推定できるという事実を利用する。具体的には、SuperKEKB、PFリングについて、四極の平行移動、回転、磁場強度誤差、六極の平行移動誤差、それに加え偏向磁石の回転、磁場強度誤差、BPMと四極間の誤差、オプティクスパラメーターの測定誤差が存在する場合について、BPMと四極の平行移動誤差が一致しているという仮定を用いて四極の平行移動、回転、磁場強度誤差、六極の平行移動誤差を推定し、これらを補正後どの程度低エミッタンス化することが可能かを議論していく。

担当者 : 原 徹
Mail : toru@spring8.or.jp
PHS : 3804

問い合わせ先 JASRI 研究調整部 研究業務課 SPring-8セミナー事務局 垣口 伸二、吉川史津
0791-58-0949
0791-58-0830
spring8_seminar@spring8.or.jp
最終変更日 2015-05-01 15:26