大型放射光施設 SPring-8

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SPring-8 Seminar (第227回)

副題/演題 第一原理計算による物性研究・スペクトルシミュレーション
開催期間 2013年07月05日 (金) 13時30分から14時30分まで
開催場所 上坪講堂
主催 (公財)高輝度光科学研究センター(JASRI)
形式 レクチャー(講演)
概要

Speaker : 石橋 章司

Language : 日本語

Affiliation : 産業技術総合研究所・ナノシステム研究部門(計算科学領域)・相関材料シミュレーショングループ

Title : 第一原理計算による物性研究・スペクトルシミュレーション

Abstract :
近年、我々は、PAW法と平面波基底を用いた第一原理電子状態計算コードQMAS (Quantum MAterials Simulator) [1]の開発・整備に取り組んできた。その概要とともにいくつかの応用事例を紹介する。
具体的には、特徴的な磁気構造が注目を集めている遷移金属酸化物(キャント磁性を示すCaMnO3, all-in–all-out磁気構造を持つとされるCd2Os2O7など)・単一成分からなる有機導体(M(tmdt)2 (M=Ni,Au,Cu)など)の電子状態[2-5]について、2成分相対論形式電子状態計算や最局在ワニエ軌道などの計算技術の概略とともに、報告する。また、陽電子消滅[6]・XANES・コンプトン散乱などの分光学的実験スペクトルのシミュレーションについても述べる。

[1] http://qmas.jp
[2] H. Ohnishi, T. Kosugi, T. Miyake, S. Ishibashi and K. Terakura, Phys. Rev. B 85, 165128 (2012)
[3] H. Shinaoka, T. Miyake and S. Ishibashi, Phys. Rev. Lett. 108, 247204 (2012)
[4] S. Ishibashi, K. Terakura and A. Kobayashi, J. Phys. Soc. Jpn. 77, 024702 (2008)
[5] S. Ishibashi and K. Terakura, Crystals 2, 1210 (2012)
[6] 例えば、A. Uedono, S. Ishibashi, T. Ohdaira and R. Suzuki, J. Crystal Growth 311, 3075 (2009)

担当者 : 櫻井 吉晴
Mail : sakurai@spring8.or.jp
PHS : 3803

問い合わせ先 JASRI 研究調整部 研究業務課 SPring-8セミナー事務局 垣口 伸二、吉川史津
0791-58-0949
0791-58-0830
spring8_seminar@spring8.or.jp
最終変更日 2015-05-01 15:30