大型放射光施設 SPring-8

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SPring-8 セミナー(第137回)

副題/演題 Pd 多面体ナノ粒子の表面に発現する強磁性
開催期間 2005年04月14日
開催場所 上坪講堂
主催 (財)高輝度光科学研究センター
形式 レクチャー(講演)
概要

日   時 : 2005年4月14日 14:00-15:00

講演者 : 佐藤徹哉 教授
所   属 : 慶應義塾大学 理工学部

講演要旨
  低次元化に伴って発現する磁気的機能を検証する上で、清浄なナノ粒子の表面は極めて理想的な環境を提供する。最近、我々は、多くの理論計算によって強磁性の発現が予測されてきたPdについて、多面体ナノ粒子の表面に強磁性が出現することを実験的に明らかにした。今回は面方位に依存したPdナノ粒子の強磁性、微量のFeをドープしたPdFeナノ粒子の表面磁性、およびPdと同族の強磁性Ni多面体ナノ粒子の磁性に関する研究の現状を紹介する。

問い合わせ先 中村 哲也 (PHS 3244) (財)高輝度光科学研究センター


naka@spring8.or.jp
最終変更日 2006-04-08 15:47