SPring-8 Seminar (第168回)
| 主題/内容 | ビスマス・鉛ペロブスカイトの構造物性研究 |
|---|---|
| 開催期間 | 2007年06月27日 (水) |
| 開催場所 | 普及棟講堂 |
| 主催 | (財)高輝度光科学研究センター(JASRI) |
| 形式 |
|
| 分野 | 物質科学 |
| 概要 |
日時:2007年6月27日(水) 16:00-17:00 場所:普及棟大講堂 講演者:東 正樹 所属:京都大学 化学研究所 講演表題:ビスマス・鉛ペロブスカイトの構造物性研究 講演要旨:メモリやセンサー材料としての応用への期待から、磁性と強誘電性が共存する材料が興味を集めている。磁性強誘電体の候補物質として、ビスマス・鉛と、磁性を持つ遷移金属元素を組み合わせた酸化物(代表的な物としてはペロブスカイト)が考えられる。強誘電性は反転対称のない、歪んだ結晶構造がもたらす性質である。ビスマス・鉛は強い共有結合性のために酸素を引きつけようとするので、歪んだ結晶構造が安定化される。実際ペロブスカイトPbTiO3 は非磁性であるものの代表的な強誘電体であるし、BiFeO3 は反強磁性強誘電体であることが知られている。 担当者:水牧(PHS 3870) |
| 問い合わせ先 |
|
最終変更日
2019-11-22 09:10