大型放射光施設 SPring-8

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第89回SPring-8先端利用技術ワークショップ/第4回放射光・中性子連携利用研究会/第2回量子ビームを用いた構造材料研究会

開催期間 2023年04月26日 (水) 13時30分から16時55分まで
開催場所 オンライン開催(Zoomを予定)
主催 (公財)高輝度光科学研究センター(JASRI)
(一財)総合科学研究機構(CROSS)中性子科学センター
SPring-8ユーザー協同体(SPRUC)放射光・中性子連携利用研究会
後援 SPring-8ユーザー協同体(SPRUC)
(公財)佐賀県産業振興機構 九州シンクロトロン光研究センター(SAGA-LS)
(公財)科学技術交流財団あいちシンクロトロン光センター
形式 普及・啓蒙(研修会)
概要

 構造材料分野における材料開発共通の技術的課題やその課題解決に資する放射光をはじめとする量子ビーム活用の現状と可能性について、当該分野の量子ビーム利用の未経験者を含む研究者間で情報共有を行い、構造材料分野における新規量子ビーム利用を開拓します。目標としては、金属、高分子など多様な材料の活用を対象とする本分野における、それぞれの材料分野の材料開発の現状や抱えている技術課題について把握する。その中から構造材料として各材料に共通する課題とその解決方法を本研究会における議論を通して見出すことによって、構造材料開発の促進に貢献する新たな量子ビーム活用方法を提案することを目指します。
 前回の研究会では金属、高分子と木材の材料研究分野において放射光や他の量子ビームを活用されている研究者の先生方に、それぞれの材料の構造材料としての特徴、開発研究のトレンドについての基礎的な概論をご紹介いただき、パネルディスカッションにおけるこれらの材料を比較する議論を通して構造材料研究に共通する「変形制御」という課題についての認識を整理することができました。この共通認識を踏まえて第2回の本研究会では、上記3つの各材料分野(金属、高分子、木材)での最先端の研究成果を含む材料開発研究のトピックスについて各分野の材料研究者の先生方にお話しいただき、それぞれが抱える最新の技術的課題の中から量子ビーム活用によってもたらされる解決に向けた新たな展開の可能性について、構造材料分野における量子ビームの新規利用ニーズ開拓に向けた議論を行います。

申込方法

募集対象:構造材料に関わるユーザーおよび放射光・中性子の連携利用を検討しているユーザー

募集定員:80名程度
※定員になり次第締め切らせていただきます。

申込締切:2023年4月19日(水)12:00(予定)

参加費:無料
参加登録は締切ました。当日の参加登録につきましては事務局までご連絡ください。

プログラム
時間 内容 講演者/所属
 13:30〜13:40 開会の辞・趣旨説明 筒井 智嗣(JASRI)
 13:40~14:30 「構造用金属材料の特徴と重要課題および先端的研究動向について」 辻 伸泰(京都大学)
 14:30~15:20  「放射光・中性子を用いた変形下における高分子材料の構造解析」 眞弓 皓一(東京大学)
 15:20~15:30  休憩
 15:30~16:20 「木材の微細構造制御の実例」
※動画につきましては、事務局までご連絡ください。
金山 公三(京都大学)
 16:20~16:50 総合討論
 16:50~16:55 閉会の辞 三田 一樹(CROSS)

 

問い合わせ先 SPring-8先端利用技術ワークショップ事務局 (公財)高輝度光科学研究センター 利用推進部 普及情報課 濱本
0791-58-2785
0791-58-2786
jasri-event@spring8.or.jp
最終変更日 2023-04-28 09:41