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BL41XU 概要

Inquiry number

INS-0000000538

ビームラインの概要

BL41XUはタンパク質X線結晶構造解析用のビームラインであり、光源であるSPring-8標準アンジュレータの高輝度特性を活かして、主に以下のような測定を行うために整備されています。

  1. ~10 μmサイズの微小結晶、及び600 Åを超える超長格子結晶の測定
  2. 広範囲なX線エネルギー可変性(6.5 ~ 35 keV)を利用した、重原子による単波長異常分散(SAD)法、及び多波長異常分散(MAD)法による測定
  3. 20 keV以上の高エネルギーX線を利用した、0.8 Å分解能を超えるタンパク質の超高分解能構造解析

実験ステーションには、水平方向に配置したエアベアリング式ゴニオメータを搭載した回折装置を設置しています。検出器としては、高感度低ノイズ型の高速X線CCD検出器(Rayonix社製MX225HE)を標準装備し、大型イメージングプレートカメラ(Rigaku社製R-AXIS V)も利用可能です(両者は排他利用)。また試料冷却装置は、通常の窒素ガス吹付け型(~100 K)のほかに、ヘリウムガス吹付け型(~35 K)も利用することが出来ます。

研究分野

  • 構造生物学
  • 生体高分子X線結晶構造解析
  • 超高分解能構造解析
  • 微小蛋白質結晶構造解析

キーワード

  • 測定手法
    X線結晶構造解析、重原子同型置換法、多波長異常分散(MAD)法、分子置換法、単波長異常分散(SAD)法
  • 装置
    高速X線CCD検出器、大型イメージングプレート自動読取装置、サンプル交換ロボット、ペルチェ冷却型Si-PINフォトダイオード、Heガス吹付試料冷却装置

光源と光学系

このビームラインでは、SPring-8標準の真空封止型アンジュレータを光源に採用しています。アンジュレータからの強い熱負荷を軽減するために、分光器は回転傾斜配置型の二結晶分光器を用いています。Rh蒸着ミラーを設置し、高調波除去と水平・垂直方向の集光を行っています。これらの光学系により、6.5 ~ 17.5 keV(1.90 ~ 0.71 Å)のエネルギー(波長)範囲で、試料位置で30 μm程度のサイズのX線を利用することが出来ます。また、エネルギー分解能はおおよそ10-4です。

ビームラインのレイアウト

  • X-rays at Sample

    エネルギー(波長)範囲 6.5 ∼ 17.5 keV (1.90 ∼ 0.71 Å)
    optional range*1: 19 ∼ 37 keV (0.65 ∼ 0.34 Å)
    エネルギー分解能 ΔE/E < 2 × 10-4
    試料位置での光子数 > 1013 (without slits)
    3 × 1012 (30 × 30 μm2, 1 Å)
    ビーム発散角 0.1 mrad
    ビームサイズ 90 (H) × 50 (V) μm2
    30 × 30 μm2 (slit-cut minimum)

    *1: 19 keV以上の高エネルギー(0.65 Å以下の短波長)X線を利用する場合には、実験装置の再配置が必要ですので、課題申請時にビームライン担当者と相談して下さい。

実験ステーション

詳細情報 

BL41XUに関する詳細情報は以下のページで参照できます。

文献検索 

 

連絡先

(注)e-mailアドレスは@マーク以下を省略していますので、アカウントの後に@spring8.or.jpを付けてください。

長谷川 和也
(財)高輝度光科学研究センター(JASRI)
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1
Phone : 0791-58-0833
FAX : 0791-58-0830
e-mail : kazuya

奥村 英夫
(財)高輝度光科学研究センター(JASRI)
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1
Phone : 0791-58-0833
FAX : 0791-58-0830
e-mail : okumurah

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