大型放射光施設 SPring-8

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開催済みSPring-8/SACLA先端利用セミナー

開催期間 2021年01月26日 (火) 16時00分から03月30日 (火) 17時00分まで
開催場所 オンライン開催
アクセス
主催 公益財団法人高輝度光科学研究センター
形式 普及・啓蒙(研修会)
概要

開催済みのSPring-8/SACLA先端利用セミナー一覧です。

開催中(予定)のSPring-8/SACLA先端利用セミナーはこちらをご覧ください。


第1回 SPring-8/SACLA先端利用セミナー
2021年1月19日(火) 16時00分~17時00分
共催:SPRUC 高分子構造科学研究会

講演者:山本 勝宏 先生(名古屋工業大学大学院工学研究科 生命・応用化学科 ソフトマテリアル)

題名:斜入射小角X線散乱法による高分子薄膜の構造解析 ~基礎からエネルギー可変(テンダー領域・異常分散効果)測定まで~

要旨:高分子薄膜(1ミクロン以下)のナノ構造解析に用いられる小角散乱法の一つである斜入射法(GISAXS)について、基礎(何が分かるか、何が知りたいか)から、実験手法、解析手法までを、モデル高分子としてのブロック共重合体相分離構造を例に説明します。
 薄膜の厚み方向の構造不均一性の評価や、多成分系での解析例など紹介いたします。

主な対象:小角X線散乱の知識のある人、高分子材料などの研究者


第2回 SPring-8/SACLA先端利用セミナー
2021年1月26日(火) 16時00分~17時00分
共催:SPRUC 高分解能X線イメージング研究会

講演者:峰雪 芳宣 先生(兵庫県立大学 大学院生命理学研究科 生体分子生合成分野)

題名:マイクロCTによる植物の成長と種子発芽過程の解析

要旨:植物は受精後、分裂・伸長を繰り返し胚を形成する。成熟した胚は、成長を停止、乾燥して種子という形でそれ以降の成長が可能な環境になるまで休眠している。環境が整うと種子は吸水し、発芽する。
 この吸水による劇的な形変化や植物の発生過程における組織内の空間の維持・形成の解析に、従来の顕微鏡観察用の試料作製法では限界があった。細胞レベルで3次元観察可能なマイクロCTを使うことで植物の成長や種子発芽の過程をより真実に近い形で捉えることが可能になった。
 本セミナーでは植物の成長と種子発芽過程の細胞の並びや細胞間隙を3Dで捉えるマイクロCT用の試料作製法と解析法について解説する。

主な対象:CT初心者・中級者


第3回 SPring-8/SACLA先端利用セミナー
2021年2月2日(火) 16時00分~17時00分
共催:SPRUC 核共鳴散乱研究会

講演者:齋藤 真器名 先生(京都大学複合原子力科学研究所 核放射物理学研究室)

題名:放射光を用いた原子・分子のナノ秒ダイナミクス研究:ガンマ線準弾性散乱法の紹介

要旨:本セミナーでは、原子・分子の微視的ダイナミクスの測定手法である世界最先端のガンマ線準弾性散乱法の紹介を行う。
 この手法は、対象に特定の原子核/原子核を含む必要がないという点で汎用的であり、液体、ソフトマター、非晶質などの乱れを含む系において原子・分子のナノ~マイクロ秒スケールの構造ダイナミクス研究が可能となっている。
 本手法の簡単な原理、測定対象試料、試料環境、どのような動的過程が測定でき物性研究に役立つかの応用例、装置・解析の実際、他の手法との差異、研究開始の流れなどの紹介を行う。

主な対象:微視的構造ダイナミクスに興味のある研究者・学生、散乱法の新展開に興味のある研究者・学生


第4回 SPring-8/SACLA先端利用セミナー
2021年2月9日(火) 16時00分~17時00分

講演者:星野 真人(高輝度光科学研究センター 分光・イメージング推進室 イメージンググループ)

題名:SPring-8における超高エネルギーX線マイクロCTの現状

要旨:SPring-8では、非破壊3次元画像計測法としてX線マイクロCTが広く利用されている。本セミナーでは、その中でも200 keVというハイエンドのエネルギー領域の白色X線を用いたX線マイクロCTについて紹介する。
 この超高エネルギーX線マイクロCTが、ユーザー利用実験で本格的に運用されるようになったのはここ数年のことであり、その潜在的可能性(どのような試料への応用が可能か)を含め、X線マイクロCTの基礎的部分から装置開発の現状、実際の利用事例について紹介する。

主な対象:放射光X線マイクロCTを用いた微細構造計測に興味をお持ちの研究者、企業の方


第5回 SPring-8/SACLA先端利用セミナー
2021年2月16日(火) 16時00分~17時00分
共催:SPRUC 不規則系機能性材料研究会

講演者:小原 真司 先生(物質・材料研究機構 先端材料解析研究拠点 光・量子ビーム応用分野 シンクロトロンX線グループ)

題名:PDF(atomic Pair Distribution Function)解析の実際について

要旨:PDF解析は回折パターンを絶対強度に規格化した後にフーリエ変換することにより得られるものであり、原子間距離および配位数を得ることができる。従って回折パターンのBraggピークの有無に関わらず適用できることからガラス・液体・アモルファスから結晶まで幅広く適用されている。
 講演ではPDF解析に必要な基礎を解説するとともに正確な構造情報を導くために必要なポイントについてもふれる。

主な対象:PDF解析に難しさを感じている方、およびこれからPDF解析を始めたい方


ご案内

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0791-58-2785
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